MENU

NEWS

上位固持へ連敗を阻止

0-5で大敗した前節ガンバ大阪戦から巻き返しを図る浦和レッズ。次の試合は9月29日(土)19時より国立競技場で行なわれる第27節柏レイソル戦だ。
昨シーズンのJリーグ王者であるレイソルとの第1戦は3月17日の第2節、埼玉スタジアムで行なわれたホーム開幕戦だった。その試合、レッズは、強固な守備とテンポの良い攻撃で前年の王者に真っ向勝負を挑み、1-0で勝利を収めた。
“ミシャ・レッズ”の初陣だった開幕戦のサンフレッチェ広島戦で、スコアこそ0-1ながら内容的には完敗を喫していただけに、1週間でしっかりと修正課題を克服し、なおかつレイソルの特長を封じての勝利は、その後の戦いに大きな影響を与えた。
つまり、「レッズは負けからしっかりと学ぶことができるチーム」。槙野智章がことあるごとに口にするように、今シーズンのレッズは連敗が一度もなく、それが上位キープの要因になっている。
今回の対戦も、前節からいかに問題点を解決しているかが問われる一戦であり、また、選手たちがいかに切り替えてきたかが見られるという楽しみもある一戦だ。
残り8試合となった現在の成績は12勝9分5敗、勝ち点45で3位。前節の負けによって首位のサンフレッチェとの勝ち点差が5に開いてしまっただけに、レイソルとの一戦では勝ち点3を奪って優勝争いに食らいついていきたい。
連敗しないためにはまず、先に点を取ることが重要だ。レッズは天皇杯2回戦ヴォルカ鹿児島戦を入れると現在3試合連続で先に失点している。そのうち2試合は逆転勝ちを収めることができたが、相手が強くなればなるほど、先制点を奪われることは大きな痛手となる。集中して試合に入ることが肝心だ。
そのうえで、ガンバ戦で見せることのできなかったボールや人に対する鋭い寄せとタイトなマーク、攻守の切り替えをしっかりとやること。警告累積で出場停止となる鈴木啓太の位置に入る可能性がある柏木陽介、あるいは小島秀仁、濱田水輝と最終ラインの連携も重要だ。
レイソルはなんと言っても、背番号10レアンドロドミンゲスと左サイドで圧倒的な力を見せるジョルジワグネルが脅威であり、この2人のブラジル人を押さえることが勝利への必須課題だ。また、若きストライカー工藤壮人も力をつけてきており、第25節までに11得点を挙げてランキング3位につけている。ここもしっかりと押さえたい。
とはいえレイソルは夏場以降チーム全体が調子を崩しており、8月からの7試合の成績は1勝3分3敗。また、レッズ戦ではセンターバックの一角である増嶋竜也が出場停止になっており、守備陣には90分の中で必ず隙が生じてくるはずだ。積極的な縦パスで守備陣のギャップを突いたり、サイド攻撃で深くえぐるなど、多様な攻めで崩していけば、おのずとチャンスは生まれるだろう。
国立競技場での試合は、いつもレッズサポーターが主催チームのサポーターを圧倒することで知られる。大歓声で後押しし、勝ち点3を手土産にホームへ戻ってこよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

上位固持へ連敗を阻止

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ