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リーグ戦最終節、総力を尽くしホームで勝利と歓喜を

2012シーズンのリーグ最終戦、Jリーグ第34節名古屋グランパス戦は12月1日(土)15時33分より、埼玉スタジアムで行なわれる。
前節サガン鳥栖戦に敗れたことで浦和レッズの順位はそれまで約3ヵ月間守ってきた3位から5位へと後退してしまった。だが、シーズン終盤にチームが目標としてきた来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得の望みは完全になくなったわけではない。選手たちは、可能性がある限り諦めず、最後まで戦い抜く覚悟だ。
では、レッズが3位に入ってACL出場権を手にするにはどのような条件が必要か。
まず、最低条件としてレッズは勝ち点3を上積みし、現在3位のサガンが引き分け以下に終わることが必要だ。そのうえで、現在4位の柏レイソルが引き分け以下ならレッズのACL出場が決まる。レイソルも勝った場合は得失点差で最終順位が決まることになる。
このように条件は複雑だが、逆に言えばレッズとしてはとにかく目の前の試合に勝とうというシンプルな目標設定ができるはずだ。
グランパスはGK楢崎正剛、DF田中マルクス闘莉王、FW永井謙佑ら、個の力を全面に押し出してくるチームだ。グランパスを封じるにはやはり、闘莉王に決定的な仕事をさせないことが重要になってくる。特にセットプレーでは彼の高さをいかに封じるか。また、最近はスタートからFWでプレーしており、守備ラインは常に集中力を切らさず、相手にポジショニングで優位に立たせないよう、しっかりとマークを固めたい。
浦和の守備ラインには頼もしい顔ぶれが並ぶ。ベテランの山田暢久、出場停止明けでやる気のみなぎる槙野智章、そしてペトロヴィッチ監督の下、攻撃参加という新たなプレースタイルを習得した坪井慶介。ボランチの阿部勇樹、鈴木啓太の危険の芽を摘み取るプレーももちろん重要だ。
チームはシーズン終盤にきて負けが込み、10月以降の白星は前々節のサンフレッチェ広島戦しかない。だが、選手たちは歯がゆい思いをしながらも、試合ごとに課題を見つけながらその課題を修正すべくトレーニングに汗を流してきた。
「最終節はすべてを出したい。今年やってきたことを、大勢のファン・サポーターの前できっちりと見せたい」とベテランの平川忠亮は言葉に力を込める。同じくベテランの山田暢久は「最終節は大勢の方々とスタジアムで一緒に喜びたい。そのために絶対に勝ちたい」と気合いを示した。
今シーズン、ミシャ監督がレッズにもたらした、人もボールも動く、運動量豊富なサッカーを満員の埼玉スタジアムで披露し、勝利の瞬間をともに味わおう。赤き戦士たちは心身ともにその準備を整えている。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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