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ミシャ監督 C大阪戦前日会見

明治安田生命J1リーグ 第22節 セレッソ大阪戦 試合前日のコメント

「明日のゲームは非常に厳しいゲームになると思います。対戦するセレッソ大阪は、今、J1リーグで首位にいるチームで、我々よりも勝ち点が9多いです。非常に規律を持ちハードワークをする、コンパクトなチームだと思っています。厳しいゲームになると思いますが、我々は、何をするべきかを、しっかり頭の中に入れています。全員で勝利をもぎ取るために戦います」

【質疑応答】
(3月のホーム開幕戦で対戦したときに比べて、C大阪もチームが成熟していると思うが、印象の違いはあるか?)
「それほど戦い方に大きな違いがあるとは思っていません。我々には負けましたが、それ以外のチームには彼らはいい結果を残しています」

(ミニゲームの後にラファエル シルバと長めに会話をしていたが、何を話していたのか?)
「彼のお姉さんと子供が日本に来ています。家族のことについて少し話をしました」

(C大阪戦で、ラファエル シルバに期待しているプレーは?)
「我々の強さはチームで戦うことです。他の選手と同じように、彼にもチームの一員として、彼に与えられて役割をしっかりやることを求めたいです」

(世間が夏休みに入り、子供たちが多くスタジアムに来ると思うが、子供たちに対して、スタジアムに来て、浦和のサッカーのどんなところを楽しんでもらいたいか?)
「私は、今の質問は、我々に対する質問というよりも、他のチームに対して質問して欲しいと思います。我々のサッカーをこれまで通りやれば、子供たちには楽しんでもらえると思います。ただ、多くのチームは、我々との対戦において、引きこもって、守備的な戦いからのカウンターという戦い方をするチームが多いです。そういうチームの監督さんに、子供たちにどういうサッカーを見せたいですかと聞いた方が面白いと思います。

質問に応えるとすれば、今シーズン、AFCチャンピオンズリーグの上海上港戦や済州ユナイテッドFC戦、あるいはボルシア・ドルトムント戦など、非常にスペクタクルな試合があったと思います。

8月15日には、スルガ銀行チャンピオンシップでシャペコエンセと戦います。その試合も、私は必ず面白いゲームになると思います。やはり、我々レッズでしか見られないような面白さがあると自負しています。

レッズは、レアル・マドリードや先日のドルトムントなど、それに類似するモダンなサッカーをしていると私は思っていますが、一方で、現実として、我々はセレッソ大阪より、勝ち点が9下にいます。相手はおそらく、明日の試合も、全員が自陣に下がってカウンターを狙い、我々が仕掛けるというサッカーになるでしょう。そういう試合展開の中で、我々がチャンスを決めきれずに、相手が速攻やセットプレーで得点をして、1-0で勝利する試合が起こったならば、残念ながら、結果が重視されるサッカーの世界の中で、セレッソ大阪はすばらしく、我々はそうではないという評価をされるでしょう。ただ、サッカーそのものの質はどうなのかというところは、もっと見ている方たちが、しっかり見ている人たちが評価していかなければいけないと思います。

まだ、ヨーロッパのドイツやスペインやフランス、あるいはイングランドなどと比べると、結果のみに左右されている部分が多いのではないかと思います。もちろん結果は非常に大事な部分ではありますが、ただサッカーを見に来る人たちは、そこだけを求めているわけではありません。お互いが守備的に戦う試合を面白いと思って見に来るのかというと、決してそれだけがサッカーではないと思います。

もちろん、結果も重要なのですが、もう少し内容についても論評があってよいのではないかと考えています。日本のサッカー文化がもっと改善し、成熟していける余地だと思います。そういう意味では、私自身は、日本の今のサッカーの中で、その両方を求めながらやっています。そのやっている中で、結果の側面から見ている人たちを納得させるものを出していかなければいけないというのももちろんあります。私自身は、その中でも、自分のやってきたこと、そしてこれから目指すことというのを、突き進んでいこうと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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