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ミシャ監督 鹿島戦前日会見

明治安田生命2016Jリーグチャンピオンシップ決勝 第1戦 鹿島アントラーズ戦 試合前日のコメント

「我々浦和レッズにとって正直なところ、リーグ戦が終わってすぐにチャンピオンシップの決勝を戦えれば良かったに越したことはなかったと思います。ただ、与えられた日程の中で戦っていくしかありません。ただ、公式戦からかなり時間が空いてしまっている状況の中で、チームの集中力や緊張感を維持することは非常に難しかったです。ただ、ここ一週間は選手たちがしっかりと集中して、緊張感を持って練習試合や練習に取り組んでくれました。

鹿島アントラーズは、チャンピオンシップ準決勝で川崎フロンターレを破ったように、非常に手強い相手だと思っています。そして、これまでも鹿島との対戦は、どちらに勝敗が転んでもおかしくない非常にきわどい、拮抗したゲームになっています。明日の試合も、決勝という舞台ですから決して簡単なゲームにはならないと思いますし、チャンスは五分五分だと思っています。ただ我々は、監督、クラブ、選手、スタッフみんなが集中して、緊張感を持って良い準備をして明日の試合に臨めると思っています。とにかく、チーム一丸となって、いい結果を残すために戦いたいと思っています」

【質疑応答】
(明日の試合でポイントとなることをどこだと考えているか?)
「キーとなる部分は、私自身は常に、相手より自分たちがどうするかだと思っています。我々は、シーズンを通してやってきた戦い方で年間勝ち点1位を掴み取りましたし、ルヴァンカップ優勝を掴み取りました。やはり我々は、相手ではなく、自分たちがどうするかが自分たちのキーになると思っています。

本来であるならば、我々がJリーグチャンピオンであっておかしくない状況ですが、与えられたルールの中で、我々はまだチャンピオンとしてのタイトルは掴めていません。ただ、我々は、与えられたルールの中でも、とにかく自分たちのやり方で勝ち取りたいと思っています」

(今年はレギュレーションが変わり、2試合とも0-0なら優勝となるが、昨年に比べ戦い方は変わるか?)
「昨シーズンもこのルールがあったならば、決勝に進んでいたと思います。ただ、レギュレーションとして、昨年ルールはおかしいのではないかというディスカッションのもとに、ルールが変更されたと思います。そういう意味では、我々は、被害者的なところはあると感じます。

ただ、今年の準決勝に関しては、ルール変更で年間勝ち点2位のチームにアドバンテージはあったと思います。昨年であれば我々が引き分けであればそのまま勝ち上がれましたので。ただ、決勝のような2試合の合計で争われる戦いの中では、それほどのアドバンテージがあるとは思っていません。なぜなら、同じスコアが2試合続くということは、私は5パーセントくらいの確率だと思っているからです。我々にアドバンテージがあるとすれば、5パーセントのアドバンテージになると思ってますので、我々にとってほとんどアドバンテージはないに等しいと思っています。

その5パーセントのアドバンテージを持って戦うという意識よりも、我々は2試合とも勝ちに行く気持ちで戦うことが望ましいと思います」

(自分たちのサッカーを貫くために明日の試合で大事だと思うことは?)
「走ることです。走って、走って、走ることです。そして規律を守り、戦うことです。それができれば、我々が日々トレーニングしている自分たちの狙いとしているサッカーを出せると思います。我々のやるサッカーは、走ることが大前提です。走らなければこのサッカーは成り立ちません。しっかり集中力と規律を持って戦うことが大事です。

我々が相手より多く走れていれば、我々はこの5年間で問題を抱えた試合はないはずです。ただ、選手も人間ですので、相手より常に多く走れることはありません、ただ、走ることは明日の試合では大事な部分です。今シーズンを通して、走ること、アグレッシブに戦うことは、コンスタントに見せられたと思います。もっともテンポの速いサッカーをしたのは浦和レッズだと思います。だからこそ得られた年間勝ち点1位だったと思います。攻守の切り替えの早さの部分やテンポを維持することは、走ることなしには無理だと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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