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ミシャ監督 神戸戦前日会見

明治安田生命J1リーグ 1stステージ第17節 ヴィッセル神戸戦 試合前日のコメント

「明日はいつも以上に難しいゲームになります。我々は2週間で5試合目となる連戦の最後の試合を迎えます。中2日という状況の中で、相手は1週間しっかりと回復と練習を積んできた中での試合です。それに加えて、最近の神戸は、前節の鹿島戦、前々節の広島戦と、非常にいい戦いをしている強い相手です。そういったことをトータルに考えても、明日は難しいゲームになると思います。

明日のゲームは浦和レッズにとって非常に重要なゲームになります。こういう状況の中で、どこまで戦えるのか、どうやって勝利に向かって行くのかが試されています。明日は全員で一丸となって勝利を掴み取りたいと思っています」


【質疑応答】
(FC東京戦の勝利で連敗がストップしたが、監督やチーム内の中でムードは変わった?)
「チーム内は3連敗していた状況でも、これまでと大きく変わることはありませんでした。我々は常に、良いときも浮かれてはいけませんし、うまくいかないときも必要以上に下を向いてはいけないと考えています。3連敗したからといって、お互いの信頼が揺らぐことはありません。

もちろん浦和レッズという多くのファン・サポーターを抱えるクラブである限り、周囲のざわつきがあることは理解しています。必要以上にプレッシャーがのしかかることもあると思います。ただ、その中でも自分たちを見失ってはいけません。3連敗の後の勝利は、我々にとってもちろんうれしいことではありますが、それが大きな雰囲気の違いをもたらしたかと言えば、それも違います。常に次を向いていかなければいけません。1試合の勝ち負けで一喜一憂していては、決してコンスタントに戦うことはできません。次の試合でも結果を求められるからこそ、常に一つ一つの戦いの中で、大きく浮かれてもいけないですし、下を向いてもいけません。

勝つことは大事ですが、長いシーズンの中で結果だけを追い求めて判断してしまったら、コンスタントに戦うことはできません。負けた試合にも良かったものはありますし、勝った試合でもそうでない部分があります。その部分をしっかり見つめて戦っていくことが大事です。

この4年半は、チームが安定して上位を戦っています。それは浦和レッズの今までの歴史の中でもなかったことではないかと思います。家を建てるのであれば、しっかりとした土台が必要です。その土台を作りながら、上に積み上げていくことをしていきたいです。クラブの経営も安定してきている中で、スタジアムに来て試合を観戦してくださるみなさんにも、前節のようにスペクタクルな試合を見せるこができてます。期待値は上がっていくものでありますが、現実をしっかりと見つめながら判断することが必要です。さらに欲を持って上を目指す気持ちも分かりますが、現実的なものを見失ってしまうのも危険なことです。

我々のチームの強さは、どんなときも楽しむ気持ちを持って、真剣にサッカーに取り組んでいることだと思います。どんな状況でも、明るさと笑顔を持ってやっていくことは大事ですし、浦和レッズはそういう強さを持ったチームだと思っています。

浦和レッズは、誰が監督で、どの選手がプレーしたとしても続いていきます。だからこそ、そこにいる人たちはクラブの繁栄のために努力しなければいけませんし、そこを見失ってはいけません。いつか私もレッズの監督でなくなるときが来ると思いますが、私が違うところで仕事をしていたり、あるいはクラブの監督でない形でここを訪れたときも、浦和レッズは素晴らしいクラブだと思えることは大事なことです。

我々はチームとして非常にいいところまで来ていますが、残念ながらタイトルが獲れていないのが現実です。しかし、そこで戦い続けることが大事ですし、戦い続ける中で、必ずタイトルを獲りたいと思っています。Jリーグが始まって23年間のレッズの歴史の中で、私がいなかった期間は19年です。その中でタイトルを獲ったのは、2006年のリーグ、2007年のACL、あとはナビスコカップと天皇杯がありますが、我々は次の19年で、前の19年よりも多くのタイトルを獲りたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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