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ミシャ監督 柏戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ第14節 vs柏レイソル 試合後のコメント

「今日のゲームはテンポの早い、両チームにとってすばらしいゲームでした。前半は、我々のほうにも得点するチャンスが十分にありましたが、試合が拮抗して動く中で、アディショナルタイムに失点してしまう我々にとって痛い流れの前半になりました。

前半は、相手は我々を押し込み、我々はボールを奪って速攻を狙うという戦いでした。後半は逆で、我々が主導権を握って相手を押し込むような戦いをできていました。相手のチャンスは、長いボールをクリスティアーノ選手に入れる形だけだったと思いますし、そういう中で我々は非常にいいチャンスが作れていたと思います。

PKが入っていたら、我々が逆転してもおかしくない展開が作れていました。それ以外にも決定的なシーンを何回か作れていました。相手のゴールキーパーが非常にすばらしいセーブで何回か決定的なチャンスを防ぐシーンがありました。

今日のゲームは、水曜日に120分ハードなゲームをしたあとで、それにも関わらず、選手たちは最後まで走り、戦ってくれました。その諦めない気持ちやプレーを見せてくれた選手たちに対して、私は監督として決して彼らを非難することはできません。諦めることなく最後まで戦い続けた姿勢は、必ず今後の戦いに生きてくると思います。今日のゲームは、連戦の中でも選手たちは非常によく走り、戦って、内容も含めていいゲームだったと評価しています」

【質疑応答】
(水曜日の疲れが残っていると思うが、交代を含めた14人の起用について)
「水曜日のゲームの疲れが選手たちに残っていましたが、ただ、全員を変えれば今日のようなレベルの高いゲームをできるかというと、そうは思っていません。選手たちのことは一番良く分かっていますが、今日の時点で一番レベルの高い戦いができるメンバーが、今日決めたメンバーです。

負けてしまうと、なぜもう少し多くの選手を入れ替えなかったかという疑問が出てくるかもしれませんが、変えればいいというわけではありません。変えていれば、もっと相手に多くの得点を与えて負けていたかもしれません。監督として言えることは、今日のメンバーは、我々のチームの中で一番良いレベルの戦いができる選手たちだと判断したということです。

120分戦った後のゲームとはいえ、運動量は相手と互角以上のものが見せられました。よく選手たちは走っていました。そういう中で、後半は特に、相手を押し込む形のチャンスを作っていました。もちろんPKが入っていれば、チャンスを相手キーパーが止めていなければというたらればがあります。負けはしましたが、監督としてポジティブなものが見られたゲームでした。

勝っても我々の出来が悪いときはありますし、負けても我々のいいものが見えることもあります。残り21試合ある中で、自分たちが勝利を重ねて追いつけるだけの試合数は十分に残されていると思っています。

必ずどのチームにもうまくいく時期とそうでない時期があると思いますが、長いシーズンを考えたときに、負けた中でも前向きなものが見られた試合に関してはポジティブに捉えたいと思いますし、今後の戦いの中で我々の戦いに生きてくると思っています。

もちろん、メディアのみなさんは1試合のくくりで記事を書かれると思いますが、私自身はシーズンの中で中・長期的なスパンでチームを見ていかなければいけません。サッカーでは勝つことも負けることもあります。その試合の中で何が見えるかということが大事なことです。

今言いますが、最終的にシーズンが終わったときに我々は柏よりも上の順位にいると思っています。我々が連勝して追い越せる日が必ずくると思っています。負けはしましたが、私自身は良いものが見えた今日のゲームでした」

(試合を見ていた浦和レッズのファン・サポーターもミシャ監督と同じ印象で試合後に拍手をしたが、ファン・サポーターへメッセージを)
「済州戦の勝利は、私が率いてから5年半の中でも最も大事な勝利に数えていい試合でした。あの勝利でACLを勝ち上がることができましたし、タイトルを引き続き狙える中でシーズンを進められます。その勝利の喜びはファン・サポーターと選手たちの絆をより深めたと思いますし、今日のゲームの中で見せた選手たちのがんばりはファン・サポーターにも響いたと思います。ここまでともに戦ってきたファン・サポーターのみなさんが今日の負けに対して拍手をくれるのは大きな変化だと思いますし、そのことは選手たちにより高いモチベーションを与えると思います。

今日の負けを前向きにとらえて、次の試合もともに戦い、勝利をつかみとりたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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