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ミシャ監督 川崎フロンターレ戦試合後会見
明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第9節 vs川崎フロンターレ 試合後のコメント
「今日は、両チームがすばらしいゲームをしてくれたと思います。日本でも最高峰、稀に見る、すばらしい戦いであったと思っています。
我々は負けましたので、そのあとにコメントするのは簡単ではありません。
私はレッズの監督なので、客観的に見られているかは分かりませんけど、我々のチームは非常にいい戦いをしてくれたと、評価しています。相手にとって危険な攻撃を、アイデアを持って何回も仕掛けることができていたと思いますし、決定機な場面も多く作ることができました。
ただ、こういった重要な試合で、非常にナイーブな失点を2回してしまいました。反対に、多くある決定機を決められず、我々は負けてしまいました。こういった重要なゲームの中で、チャンスを決められない、逆に相手の少ないチャンスでゴールを決められてしまう、という試合をしてしまっては、結果に結びつけることは難しいでしょう。そういった部分が、今日の勝敗を決定づけたと思います。
内容的には相手を十分に上回れていたと思いますが、最終的には、サッカーは結果でしか評価されないというのは確かです。我々は結果を求めて戦いましたが、残念ながら、その結果を出せないゲームになってしまいました」
【質疑応答】
(残りは8試合、多いようで少ない感じがするが、今日の敗戦を取り戻すために、監督はチームに対してどのようなメッセージを送るか?)
「今日の敗戦をもって、我々は再び、前節の前の状況と同じようなシチュエーションになりました。ただ、残り8試合がある中で、決して今日の負けをもって、すべてが決まったというわけではないでしょう。Jリーグは、各チームの力が拮抗しています。残りの8試合で何が起こるか分からないというのは、間違いないでしょう。
我々としては、相手チームがどうこうではなく、とにかく自分たちは、目の前の相手を倒しにいくことに集中したいと思っています。残念ながら今日は結果を出すことができませんでしたが、自分たちの試合内容を見れば、負けた中にも光を見出すことができるでしょう。
我々が目指すところは、チャンピオンシップで優勝することです。もちろん、年間勝ち点1位を目指して残り8試合を戦っていきます。昨年の経験から言えることは、大切なのは、いかに最終的にチャンピオンシップというタイトルを手にするか、ということです。そこを求められているのが、我々浦和レッズだと思っています。
そういった目標をしっかりと見据えた上で、残りの試合を戦っていかないといけません。今後の8試合の中で、年間勝ち点1位を狙っていく中でも、チャンピオンシップを見据えて戦っていかなければいけないということを、監督として、しっかりと働きかけなければいけないと思います。浦和レッズというクラブは、ファン・サポーターも含め、求めているのはタイトルです。
1stステージを、あるいは2ndステージを獲ったとしても、あるいは年間勝ち点1位を獲ったとしても、そこで求められるタイトルを手にできている訳ではありません。昨年の経験から学んだのは、いかに最終的にチャンピオンシップで勝利するか、それが最終的な目標だということです。そこを目指して、しっかりと今後も戦っていきたいと思います」
(内容と結果が一致しないゲームで悔しい思いをしていると思うが、監督自身はこの悔しさをどう乗り越えていくか?)
「我々は今シーズン、鹿島戦、ガンバ戦、広島戦と、3連敗したときがありました。そういうネガティブな結果が続いてしまうと、特に我々浦和レッズですと、非常にネガティブな雰囲気になってしまいます。ただ、そこで私が監督として仕事をしたのは、そういったネガティブな力を、いかに選手に近づけないかということです。私は中国の万里の長城じゃないですけど、いかに選手たちを壁で囲って、ネガティブなものを選手たちに触れさせないかということを、監督として意識しています。
それは私自身、過去に多くのすばらしい指導者から学んだことです。結果が悪くなったときに、一番悔しいのは選手たちです。その選手たちに、さらに外からネガティブなものを注いではいけません。負けた中にも必ず、自分たちが前向きに捉えられるものはあるはずです。そこを見つめて、前を向いていかなければ、深みにはまってしまうのが、我々の世界です。
勝っているときというのは、すべての人たちが称賛してくれています。ただ、負けたときは、誰が自分たちの本当の味方なのか、あるいは負けたときに自分たちがどういう振る舞いをするか、そういった部分は非常に大事になってきます。監督として、必要以上にネガティブにならないことを選手に言いますし、反対に、外のネガティブなものから選手を守るのも、私の役割です。
3連敗のあと、我々はいい形で、ここまで負けなしという結果を続けてきました。それは、負けたときに自分たちがどう行動するか、立ち向かうか、それが大事だということから、表れているでしょう。
今日、我々は負けましたけど、負けた中にも、いい部分はあったはずです。もちろん、反省するべきところは反省する中で、自分たちがしっかりと前を見て、必要以上にネガティブにならずに進んでいくことが大事です。そういったことを、私自身しっかり頭に入れて、来週からの仕事につなげていくことが必要です。
この4年半の間、チームは毎年上位を争い、コンスタントにいい戦いを見せてくれています。今年も我々は、タイトルを争っています。残念ながらこの4年半の間、我々はひとつもタイトルを獲れていません。カップ戦でファイナルまで残りながら、あるいはリーグの最終節まで優勝の可能性を残しながらタイトルを獲れていない過去がありますけど、選手たちは、決して批判されるべきではありません。タイトルが獲れないことに関しては、最終的には私の責任だと思っています。今年のチームは、昨年以上にすばらしい戦いを見せていると思います。
タイトルを獲れていないことには、もちろん満足はしていませんけど、私自身が浦和レッズというクラブのために仕事をしているのは間違いありません。残りの8試合を、我々は昨日よりも必ず強くなって戦うということは、今、強く思っています。
ただやはり、負けた我々が言うのはどうかと思いますが、今日はJリーグ最高峰の2チームによる、すばらしい戦いが見られたのは間違いありません」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「今日は、両チームがすばらしいゲームをしてくれたと思います。日本でも最高峰、稀に見る、すばらしい戦いであったと思っています。
我々は負けましたので、そのあとにコメントするのは簡単ではありません。
私はレッズの監督なので、客観的に見られているかは分かりませんけど、我々のチームは非常にいい戦いをしてくれたと、評価しています。相手にとって危険な攻撃を、アイデアを持って何回も仕掛けることができていたと思いますし、決定機な場面も多く作ることができました。
ただ、こういった重要な試合で、非常にナイーブな失点を2回してしまいました。反対に、多くある決定機を決められず、我々は負けてしまいました。こういった重要なゲームの中で、チャンスを決められない、逆に相手の少ないチャンスでゴールを決められてしまう、という試合をしてしまっては、結果に結びつけることは難しいでしょう。そういった部分が、今日の勝敗を決定づけたと思います。
内容的には相手を十分に上回れていたと思いますが、最終的には、サッカーは結果でしか評価されないというのは確かです。我々は結果を求めて戦いましたが、残念ながら、その結果を出せないゲームになってしまいました」
【質疑応答】
(残りは8試合、多いようで少ない感じがするが、今日の敗戦を取り戻すために、監督はチームに対してどのようなメッセージを送るか?)
「今日の敗戦をもって、我々は再び、前節の前の状況と同じようなシチュエーションになりました。ただ、残り8試合がある中で、決して今日の負けをもって、すべてが決まったというわけではないでしょう。Jリーグは、各チームの力が拮抗しています。残りの8試合で何が起こるか分からないというのは、間違いないでしょう。
我々としては、相手チームがどうこうではなく、とにかく自分たちは、目の前の相手を倒しにいくことに集中したいと思っています。残念ながら今日は結果を出すことができませんでしたが、自分たちの試合内容を見れば、負けた中にも光を見出すことができるでしょう。
我々が目指すところは、チャンピオンシップで優勝することです。もちろん、年間勝ち点1位を目指して残り8試合を戦っていきます。昨年の経験から言えることは、大切なのは、いかに最終的にチャンピオンシップというタイトルを手にするか、ということです。そこを求められているのが、我々浦和レッズだと思っています。
そういった目標をしっかりと見据えた上で、残りの試合を戦っていかないといけません。今後の8試合の中で、年間勝ち点1位を狙っていく中でも、チャンピオンシップを見据えて戦っていかなければいけないということを、監督として、しっかりと働きかけなければいけないと思います。浦和レッズというクラブは、ファン・サポーターも含め、求めているのはタイトルです。
1stステージを、あるいは2ndステージを獲ったとしても、あるいは年間勝ち点1位を獲ったとしても、そこで求められるタイトルを手にできている訳ではありません。昨年の経験から学んだのは、いかに最終的にチャンピオンシップで勝利するか、それが最終的な目標だということです。そこを目指して、しっかりと今後も戦っていきたいと思います」
(内容と結果が一致しないゲームで悔しい思いをしていると思うが、監督自身はこの悔しさをどう乗り越えていくか?)
「我々は今シーズン、鹿島戦、ガンバ戦、広島戦と、3連敗したときがありました。そういうネガティブな結果が続いてしまうと、特に我々浦和レッズですと、非常にネガティブな雰囲気になってしまいます。ただ、そこで私が監督として仕事をしたのは、そういったネガティブな力を、いかに選手に近づけないかということです。私は中国の万里の長城じゃないですけど、いかに選手たちを壁で囲って、ネガティブなものを選手たちに触れさせないかということを、監督として意識しています。
それは私自身、過去に多くのすばらしい指導者から学んだことです。結果が悪くなったときに、一番悔しいのは選手たちです。その選手たちに、さらに外からネガティブなものを注いではいけません。負けた中にも必ず、自分たちが前向きに捉えられるものはあるはずです。そこを見つめて、前を向いていかなければ、深みにはまってしまうのが、我々の世界です。
勝っているときというのは、すべての人たちが称賛してくれています。ただ、負けたときは、誰が自分たちの本当の味方なのか、あるいは負けたときに自分たちがどういう振る舞いをするか、そういった部分は非常に大事になってきます。監督として、必要以上にネガティブにならないことを選手に言いますし、反対に、外のネガティブなものから選手を守るのも、私の役割です。
3連敗のあと、我々はいい形で、ここまで負けなしという結果を続けてきました。それは、負けたときに自分たちがどう行動するか、立ち向かうか、それが大事だということから、表れているでしょう。
今日、我々は負けましたけど、負けた中にも、いい部分はあったはずです。もちろん、反省するべきところは反省する中で、自分たちがしっかりと前を見て、必要以上にネガティブにならずに進んでいくことが大事です。そういったことを、私自身しっかり頭に入れて、来週からの仕事につなげていくことが必要です。
この4年半の間、チームは毎年上位を争い、コンスタントにいい戦いを見せてくれています。今年も我々は、タイトルを争っています。残念ながらこの4年半の間、我々はひとつもタイトルを獲れていません。カップ戦でファイナルまで残りながら、あるいはリーグの最終節まで優勝の可能性を残しながらタイトルを獲れていない過去がありますけど、選手たちは、決して批判されるべきではありません。タイトルが獲れないことに関しては、最終的には私の責任だと思っています。今年のチームは、昨年以上にすばらしい戦いを見せていると思います。
タイトルを獲れていないことには、もちろん満足はしていませんけど、私自身が浦和レッズというクラブのために仕事をしているのは間違いありません。残りの8試合を、我々は昨日よりも必ず強くなって戦うということは、今、強く思っています。
ただやはり、負けた我々が言うのはどうかと思いますが、今日はJリーグ最高峰の2チームによる、すばらしい戦いが見られたのは間違いありません」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】