明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第4節 vs名古屋グランパス 試合後のコメント

「今日の試合に負けて2連敗ということで、いい内容の試合を2試合しながらも連敗しているというのは、非常に良くない流れだと感じています。

1人少ない状態で、非常に長い時間、夏場の厳しい気候の中で戦いましたが、1人少ない部分を感じさせないくらい、相手を上回り、チャンスを作れたと思っています。前節の広島戦も同様に、相手を内容で明らかに上回りながらチャンスを決められず、相手の少ないチャンスで失点して負けています。

ただ、見方とすれば、決して我々が劣っていたとは思っていません。日本では試合に負けてしまうと、そういう見方をされないことが多いですが、1人少ない中、私自身は今日も相手を明らかに上回っていたと思いますし、選手たちは非常によくがんばってくれたと思っています」

【質疑応答】
(名古屋の永井選手のスピードに対する対策は？)
「永井選手が非常にスピードのある、危険な選手だということは、もちろん試合前から分かっていました。そういう選手に対し、彼がスペースに走る、あるいはターンしてドリブルで仕掛けるようなシーンを与えてはいけません。攻撃をしているときもしっかりとリスク管理をして、カウンターをさせないように徹底しようという話をしていました。

1失点目のシーンでは、我々がボールを失ったところからのカウンターとなりましたが、選手たちはその状況に対応できていたと思います。那須選手が体を入れて守ったかに見えましたが、あのシーンでしっかりと対応できていれば、何も問題はありませんでした。

試合を通して見ても、我々は1人少なかったですが、決して永井選手がたくさん危険なシーンを作ったとは思っていません。我々は1人少ない中でも、相手にほぼチャンスを与えないような守備ができていたと思っています。

前節の広島戦も、今日の名古屋戦も、我々のやっているサッカーの内容や選手たちのプレーは、何も問題がないと思います。意図的にチャンスを作れていましたし、内容のいいゲームをしています。ただ、唯一足りないのは、前節と同じように、チャンスで決めるところです。そこは今日も、非常に悪かったです。

もちろんサッカーですので、そういうことはあると思います。ただ、結果が出ないからと言って、自分たちのやり方を見失ってしまってはいけないと思いますし、我々は自分たちのサッカーを曲げるつもりはありません。チャンスをしっかり作れています。あとはそれをしっかり決めていくことで、結果に結びつけていけると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】