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ミシャ監督 サンフレッチェ広島戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第3節 vsサンフレッチェ広島 試合後のコメント

「67分に同点に追いつかれるまでは、この3年半でもベストなゲームに数えられる内容のいいゲームでした。私は日本に来て10シーズン目になりますが、稀に見るようなアグレッシブなプレッシング、連動した攻撃、そういった素晴らしい内容の試合でした。

日本は結果だけで評価されがちですが、私はこの敗戦を前向きに捉えています。サッカーですので、チャンスを多く作りながら決められずに、相手の少ないチャンスに屈することもあります。ただ、今日の試合のパフォーマンスは今後につながるものですし、勝利した広島よりも、先の見通しはポジティブだと思います。

広島は2ndステージを3勝で9ポイントを取り、我々は4ポイントで5ポイントの差をつけられていますが、今後の見通しはポジティブだと見ています。今日見せたゲーム内容は、相手チームとは大きな差はあったと思いますし、他のチームとも差があると思っています。負けはしましたが、我々の強さは変わらないですし、今後もこのようなゲームを続けていくことが大事です。今日のような試合をしてくれた我々の選手たちを誇りに思います。

前半で試合を決めなければいけなかったゲームでした。ここまでリーグ戦無敗で来ましたが、どこかで敗戦は来ますし、今後どういう風に作用するのかも、前向きなものに変わっていくと見ています。負けはしましたが、前に進んでいける負けだったと私は思っています」

【質疑応答】
(どのチームもPKのキッカーは決まっていると思うが、あのPKの場面ではどうだったのか?)
「PKを取った選手が蹴ると外すことはよくあると、PKを蹴る前にベンチで話していましたが、その通りになってしまいました。本来なら、阿部や興梠が自分でボールを置いて蹴らなければいけなかったと思います。ただ、なぜそのような指示を出さなかったかといえば、トシ(高木)がPKをセットした時点で、私が阿部や興梠に、変わって蹴りなさいと言って、例えばその選手が外してしまった場合に、それ以上にチームのバタつきが出てしまうのではないかと心配がありました。

PK以外のシーンでも多くの決定機がありながら決められなかったのは信じられませんが、これもサッカーです。なぜ私のチームにそのようなことが起こったのか分かりませんが、もしかしたら今日は神様に嫌われていたのかもしれません」

(守備では浅野選手のスピードに対応が遅れたのでは? 阿部選手が対応していたが?)
「65分近くまで、我々は良いテンポで試合を展開していましたし、選手が疲労してくるのは十分理解できました。そして、疲れてくると予測や動き出しで遅れてしまうのは仕方がありません。浅野選手ではなく、佐藤選手がそのまま残っていたとしても、ゴールを決められていたかもしれません。やはり同点に追いつかれるまでの展開の中で、我々は4、5点を取れていなければいけない展開でもありました。

それまでは、ほぼマンマークするような形で、リスクを負って、攻撃を予測して、常に相手の前でボールを奪うような守備をしてくれました。ただ、気温が高く、試合が高いテンポで進む中で、一瞬遅れてしまいました。広島相手に、それだけリスクを負って、前にボールを奪いに行くことを続ければ、そういったことは起こってしまうかもしれません。実際に起こったわけですが、ただ、自分たちがそれまでに4点、5点取っていなければいけなかった試合でした。それが取れていれば、自分たちがリードして試合を終えられるゲームでした。

広島はアイデアがあり、パスサッカーのできる成熟したチームです。そのチーム相手に前からプレッシャーをかけて、相手の良さを出させないような、サッカーを展開できたはずです。そういった中で、自分たちがリードを広げられなければ、相手の少ないチャンスを決められてしまいます。それはサッカーではよくあることですが、だからこそチャンスをものにしなければいけなかったです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

ミシャ監督 サンフレッチェ広島戦試合後会見

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