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ミシャ監督 ガンバ大阪戦試合後会見
第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 決勝 vsガンバ大阪 試合後のコメント
「まず、この試合後のコメントをする前に、みなさんにご挨拶をさせていただきたいと思います。新年、明けましておめでとうございます。そして、今年度のみなさんのご健康とご活躍を、心からお祈り申し上げます。
今日のゲームに敗戦したという結果は、レッズとして、非常に良くないことです。ただ、試合自体は、観ている方にとっては、非常に緊迫感のある、好ゲームだったのではないでしょうか。我々は前半の立ち上がり、あまり良くありませんでした。中盤で相手にフリーでボールを持たせてしまう時間帯が多かったと思います。
ガンバの方が、前半は決定機があったと思います。その中でリードされましたが、我々の前半の出来は良くなかったにせよ、1-1というスコアで折り返せました。
後半に入って、我々の方が相手にプレッシャーをかけて、主導権を握ってゲームを進められたと思います。チャンスは我々の方が多く作れていたと思いますが、その中で、コーナーキックから先に失点してしまいました。その後も多くチャンスを作ったわけですが、同点に追いつくことはできませんでした。
敗戦したことに対しては、非常にがっかりしています。ただ、選手たちはこの試合に勝利し、カップを手にするべく、全力で最後まで戦ってくれたと思っています。今日で今シーズンが終わりました。残念ながら、我々はタイトルを手にすることはできませんでした。がっかりはしていますが、監督としてポジティブなものも、私には見えました。そして、負けましたけれども、シーズンを通して、いい戦いができたと思っています。ただ、勝てなかったということに関しては、我々には何かが足りなかったと思います。その小さいことに一つ一つを積み重ねることが、来シーズンの成功につながると思っています」
【質疑応答】
(今日の試合は柏木選手がいない状況だったが、どのようなプランで攻撃を組み立て、試合に勝とうとしていたか？)
「敗戦した後のゲームで、チームの中でキーになる選手がいなかった、という言い訳はしたくありません。
もちろん、(柏木)陽介は素晴らしい選手ですが、阿部や青木も、非常に素晴らしい能力を持った選手です。彼らはボールを前に運んだり、縦に入れたり、サイドを変えたりと、非常にいいプレーをしてくれたと思っています。我々が対戦したのは強いガンバですから、そんなに、我々が考えるほど、観ている方が思うほど、簡単ではないということです。彼らが今日見せてくれたプレーは決して悪くなかったと、私は思っています」
(関根選手をベンチにおいてスタートした狙いと、その影響はどうだったか？)
「一週間で3試合目の試合ということで、特に、サイドのポジションの選手は運動量を必要とします。彼はここまでの2試合でフル出場していますので、最初からというよりは、途中から入れた方が、彼のスピードや1対1のドリブルが生きるのではないかと考えていました。
前半は拮抗した、互いがバチバチとぶつかり合う展開になると予想していましたし、相手が疲労してきてからの方が、彼の良さが生きると思っていました。その通り、彼は試合に入ってから、サイドから良さを出してくれたと思っています」
(ガンバとは大事な試合を戦ってきたが、今日に関しても、パトリック選手に2回やられてしまった。彼の強さは分かっていたと思うが、止めきれなかった原因は？)
「パトリック選手に対しては、得点した試合も過去にありますけれども、槙野選手が非常に良く対応していたと思っています。彼が槙野を上回れずに交代した試合もありました。
今日の彼の得点は、我々が対応しきれなかったとおっしゃるかもしれませんが、シュートは、非常に際どいところからのシュートだったと思いますし、シュートの角度を考えたら、もしかしたら、最後のところで止められたかもしれません。
CKのシーンでは、槙野選手がマンマークでパトリック選手を見ていたと思いますが、おそらく、ブロックされてマークが外れたところに、相手がタイミングよく入ってきたのだと思います。槙野選手が外してしまったけれども、それ以外の選手でも、ボールに対して反応できた場面だったと思います。そこは選手一人一人が、責任感をもって対応するというところもあります。ボールを見ながらしっかりと集中して、最後のところで体を寄せることをしなければいけません。これはマンマークでついている槙野選手だけの問題ではなく、周りの選手も、そういう場面ができてしまったら、うまくカバーしなければいけなかったでしょう。
これまでのガンバとの戦いでは、パトリック選手と宇佐美選手に対しては、我々の守備の方が、比較的良い対応ができていたと思います。今日に関してはパトリック選手にああいう形でやられましたが、過去の試合を振り返っても、そこまで彼に対し、大きな問題を抱えるとは思っていなかったですし、今日も、得点されましたけれども、大きな問題を抱えたとは思っていません」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
「まず、この試合後のコメントをする前に、みなさんにご挨拶をさせていただきたいと思います。新年、明けましておめでとうございます。そして、今年度のみなさんのご健康とご活躍を、心からお祈り申し上げます。
今日のゲームに敗戦したという結果は、レッズとして、非常に良くないことです。ただ、試合自体は、観ている方にとっては、非常に緊迫感のある、好ゲームだったのではないでしょうか。我々は前半の立ち上がり、あまり良くありませんでした。中盤で相手にフリーでボールを持たせてしまう時間帯が多かったと思います。
ガンバの方が、前半は決定機があったと思います。その中でリードされましたが、我々の前半の出来は良くなかったにせよ、1-1というスコアで折り返せました。
後半に入って、我々の方が相手にプレッシャーをかけて、主導権を握ってゲームを進められたと思います。チャンスは我々の方が多く作れていたと思いますが、その中で、コーナーキックから先に失点してしまいました。その後も多くチャンスを作ったわけですが、同点に追いつくことはできませんでした。
敗戦したことに対しては、非常にがっかりしています。ただ、選手たちはこの試合に勝利し、カップを手にするべく、全力で最後まで戦ってくれたと思っています。今日で今シーズンが終わりました。残念ながら、我々はタイトルを手にすることはできませんでした。がっかりはしていますが、監督としてポジティブなものも、私には見えました。そして、負けましたけれども、シーズンを通して、いい戦いができたと思っています。ただ、勝てなかったということに関しては、我々には何かが足りなかったと思います。その小さいことに一つ一つを積み重ねることが、来シーズンの成功につながると思っています」
【質疑応答】
(今日の試合は柏木選手がいない状況だったが、どのようなプランで攻撃を組み立て、試合に勝とうとしていたか？)
「敗戦した後のゲームで、チームの中でキーになる選手がいなかった、という言い訳はしたくありません。
もちろん、(柏木)陽介は素晴らしい選手ですが、阿部や青木も、非常に素晴らしい能力を持った選手です。彼らはボールを前に運んだり、縦に入れたり、サイドを変えたりと、非常にいいプレーをしてくれたと思っています。我々が対戦したのは強いガンバですから、そんなに、我々が考えるほど、観ている方が思うほど、簡単ではないということです。彼らが今日見せてくれたプレーは決して悪くなかったと、私は思っています」
(関根選手をベンチにおいてスタートした狙いと、その影響はどうだったか？)
「一週間で3試合目の試合ということで、特に、サイドのポジションの選手は運動量を必要とします。彼はここまでの2試合でフル出場していますので、最初からというよりは、途中から入れた方が、彼のスピードや1対1のドリブルが生きるのではないかと考えていました。
前半は拮抗した、互いがバチバチとぶつかり合う展開になると予想していましたし、相手が疲労してきてからの方が、彼の良さが生きると思っていました。その通り、彼は試合に入ってから、サイドから良さを出してくれたと思っています」
(ガンバとは大事な試合を戦ってきたが、今日に関しても、パトリック選手に2回やられてしまった。彼の強さは分かっていたと思うが、止めきれなかった原因は？)
「パトリック選手に対しては、得点した試合も過去にありますけれども、槙野選手が非常に良く対応していたと思っています。彼が槙野を上回れずに交代した試合もありました。
今日の彼の得点は、我々が対応しきれなかったとおっしゃるかもしれませんが、シュートは、非常に際どいところからのシュートだったと思いますし、シュートの角度を考えたら、もしかしたら、最後のところで止められたかもしれません。
CKのシーンでは、槙野選手がマンマークでパトリック選手を見ていたと思いますが、おそらく、ブロックされてマークが外れたところに、相手がタイミングよく入ってきたのだと思います。槙野選手が外してしまったけれども、それ以外の選手でも、ボールに対して反応できた場面だったと思います。そこは選手一人一人が、責任感をもって対応するというところもあります。ボールを見ながらしっかりと集中して、最後のところで体を寄せることをしなければいけません。これはマンマークでついている槙野選手だけの問題ではなく、周りの選手も、そういう場面ができてしまったら、うまくカバーしなければいけなかったでしょう。
これまでのガンバとの戦いでは、パトリック選手と宇佐美選手に対しては、我々の守備の方が、比較的良い対応ができていたと思います。今日に関してはパトリック選手にああいう形でやられましたが、過去の試合を振り返っても、そこまで彼に対し、大きな問題を抱えるとは思っていなかったですし、今日も、得点されましたけれども、大きな問題を抱えたとは思っていません」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】
