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ミシャ監督 アルビレックス新潟戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第15節 vsアルビレックス新潟 試合後のコメント

「今日のゲームは予想していた通り、非常に厳しいゲームになりました。新潟は残留するためにポイントが必要なゲームであり、我々は年間タイトルを獲るためにポイントが必要なゲームでした。その両チームの思いがぶつかりあったゲームでした。それに加えて難しかったことは、新潟は強いチームであったということです。今の新潟の順位は、チームの質に合わないと思います。戦ってあらためて思ったことは、新潟はやはりすばらしい強いチームであったということです。だからこそ、我々にとって非常に難しいゲームになりました。

今日は両チームともすばらしいプレーを見せてくれました。最後まで諦めることなく、勝利を目指して戦ったすばらしいゲームでした。

レッズは2月から公式戦を戦い、ここまでほぼノンストップで試合をこなしてきました。選手はルヴァンカップの決勝を120分戦い、選手にとっても疲労のある中での試合でした。それに比べて、新潟が3週間あいた中で、しっかりと休み、キャンプを行いながらいい準備をしてきました。そうした相手との戦いは、我々にとって非常に厳しいものでした。ただ、選手たちは、勝利を目指して強い気持ちを持って戦ってくれました。その思いが今日の勝利につながりました。彼らの闘う気持ちを、監督として賞賛したいです」

【質疑応答】
(柏木選手を先発から外した理由について)
「柏木を外したことについて、あなたは何故だと思いますか? 私にとって柏木がどういう存在かは、普段から見ている方なら分かると思います。彼をスタートで起用しないことは、私にとって簡単な判断ではありませんでした。それはみなさんもご存じの通りだと思います。ケガを抱えているため、今日の出場は回避しました。

柏木はベンチにいるだけでもチームにいい影響を与えると思っています。だからこそ今日も帯同させましたし、彼が選手と話をすることで、チームの雰囲気にいい影響を与えることができます。起用するかしないかはギリギリまで判断しましたが、そういう意味も込めて、彼を遠征に帯同させました」

(オリンピックに出場していた期間もありながら、興梠がJ1通算100ゴールを決めたことについては?)
「(興梠)慎三はやはりすばらしい選手です。ただ、私から言わせれば、まだ100得点しか取れていないのかと、そういう思いがあるのも確かです。彼の能力があれば、もっと得点を重ねられると思います。私は日本に来て11シーズン目ですが、違うチームの監督をしているときから彼のことをずっと見てきました。彼のクオリティーであれば、この時点で150点は取れていなければおかしいと思っています。彼は今日100得点目を取りましたが、私から褒める言葉はありません。100得点は一つの区切りとなりますが、そういった記念ゴールを決めると、そのチームの監督さんや多くの方々は褒めることが多いと思います。ただ、それは時として合っていないと思うときがあります。彼の質であればもっと取れると思っています。彼も私の言葉を聞いて、自分がこれまでどうであったのか、そして、これからどうしなければいけないのかを考えると思います。

例えば、彼が湘南や福岡のようなチームでずっとプレーしていて、100ゴールを決めたというのであれば、私はそれはすばらしいと思います。ただ、彼は鹿島と浦和というJリーグでもトップクラスのチームでプレーしている選手です。そうであれば、もっと得点を決めなければいけません」

(今回の試合から新潟にアドバイスはあるか?)
「私はどの監督さんに対してもリスペクトの気持ちを持っています。日本で活躍されている監督さんは、みなさんすばらしい監督さんばかりです。今日のゲームと、その前の磐田戦を見させてもらいましたが、磐田戦はすばらしいコンビネーションのサッカーをされていて、新しい監督さんになってからは、それに加えて人に対する厳しさを持って、ハードワークという部分が加わったと思います。残りの2試合は非常に厳しいゲームになると思いますが、今日のようなゲームを続けることが新潟にとっていい結果に結びつくと思います。新潟のようなチームは、J1に相応しいチームだと思います。それだけのサッカーと質を持っているチームだと思います。それに加えて、このスタジアムと新潟のファン・サポーターを見ても、J1に残ってほしいチームだと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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