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ミシャ監督 アルビレックス新潟戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第6節 vsアルビレックス新潟 試合後のコメント

「両チームにとって、非常に素晴らしいゲームだったと思っています。前半は新潟の方がいいゲームができていたと思いますし、後半は浦和の方がいいゲームをできたと思います。

今日のゲームに勝利できたということもありますが、お互いがしっかりと攻め合って、素晴らしいゲームをしたということを、私は嬉しく思っています。今日は我々が勝ちましたが、新潟が勝利していてもおかしくないゲームだったと思います。

今日は、両チームがチャンスを決めていれば、5-5、6-6、7-7というスコアになるくらい、点が入っていてもおかしくないゲームでした。今朝(日本時間)、バルセロナとセビージャの試合があり、5-4でバルセロナが勝ちましたが、非常に素晴らしいゲームだったと、現地メディアでは評価されています。日本でもそういう多くのゴールが入るような、お互いが攻め合うゲームは、もっと評価されてもいいと思います。

日本では比較的、5-5というような多くの得点が生まれるゲームになると、なぜ5失点したのかにスポットが当たることが多いです。ただ、私は多くのゴールが生まれるゲームが、サッカーの醍醐味だと思います。そうしたサッカーの評価が、もっと日本でもあればいいと思っています。

今日のゲームは、3万人近いサポーターのみなさんがスタジアムに詰めかけたのではないかと思いますが、見応えのある、素晴らしいゲームだったと思ってもらえていると思います。

私から、みなさんにお願いがあります。特に新潟のメディアの方々には、新潟のチーム、そして新潟の監督さんを評価してほしいと思います。新潟は今シーズン、素晴らしいゲームをしています。ただ、サッカーはいいゲームをしても勝てない時期があります。我々にも、ここ最近はそういうゲームが多くありました。ただ、彼らがやっているサッカーは素晴らしいと思っていますし、だからこそ、負けはしたけれども評価するという見方を持ってほしいと思っています。

私は、日本のサッカーの価値観がもっと変わっていってほしいという思いがあるからこそ、こういうコメントをしています。例えば、10人が自陣にしっかりと引いた、非常に守備的な戦いをして、たった1回のチャンスを決めて勝つと、非常に素晴らしいゲームだったと評価されることが多いです。そういうサッカーを否定するわけではないですが、サッカーではお互いが攻め合うようなゲームが面白いと、私は思っています。そういうサッカーの見方が、もっとあってもいいと思います。

日本のサッカーメディアの方々は、日本のサッカー界において、非常に重要なファクターです。みなさんが書く記事を見て、サポーターのサッカーの見方が養われていきます。だからこそ、新潟のような戦いをしているチームは、たとえ結果が伴わなくても評価すべきだと思います。

両チームとも素晴らしい試合をできたゲームでした。もし勝利が両チームに与えられるならば、今日は両チームが3ポイントを取ったゲームだったと私は思いたいですし、できれば新潟にも3ポイントをあげたいくらいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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