MENU

NEWS

ミシャ監督 アビスパ福岡戦前日会見

明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第1節 アビスパ福岡戦 試合前日のコメント

「1stステージで我々は3位、相手は最下位という順位での対戦ということで、我々が勝利を求められるゲームだと思っています。ただ、Jリーグの試合というのは、どのチームがどの対戦相手と試合をしても勝敗がどちらに転ぶかわからないので、それがJリーグの厳しさだと思います。決して簡単なゲームにはならないと思いますが、我々は全力で戦い、勝利して帰ってきたいと思います」

【質疑応答】
(1stステージと2ndステージの間が短いことで、1stステージを振り返りつつ、2ndステージをどのように戦っていくことが必要か?)
「昨シーズンから始まった1stステージと2ndステージを分けた戦いと、それに加えてチャンピオンシップがシーズンの最後にあるというレギュレーションで戦っていく中で、1stステージ、2ndステージというのは、あまり区切りという部分では意味がないものかなと感じています。

なぜなら、我々は昨シーズン1stステージを獲りましたけど、2ndステージを戦う中で、最後のチャンピオンシップで負けて、年間チャンピオンは獲れませんでした。2ndステージはもちろん優勝するに越したことはないですし、年間勝ち点1位になることに越したことはないのですが、最終的に勝たなければならない、勝ちたいのは、チャンピオンシップの優勝です。

まずは、そこに出場するための権利を得ることが、当面の目標だと思います。そのうえで、年間勝ち点1位を獲ったとしても、最終的には、最後のチャンピオンシップのファイナルで勝たなければ、今シーズンのチャンピオンとは言われません。だからこそ、最後に目指すところはそこだと思いますが、まずは2ndステージを通して、チャンピオンシップの出場権を得ることだと思います。

昨年を振り返っても、例えば年間勝ち点1位を獲ったチームでも、チャンピオンシップのファイナルで負けてしまえば、そのシーズンのチャンピオンにはなれません。まずは、チャンピオンシップに出る出場権を得ることが当面の目標と思いますし、その上で、チャンピオンシップのファイナルで勝つことが、シーズンチャンピオンになる上で必要なことだと思います。どれだけポイントを取ったとしても、1stステージ、2ndステージを獲ったとしても、そこで勝たなければ意味がないというレギュレーションだと理解しています。

我々は、とにかく一試合一試合勝ち点を積み上げてしかないですし、まずは福岡、そしてその次の試合と勝ち点を積み上げながら、チャンピオンシップに出場するために、我々は戦わなければいけないと思います。もちろん、年間の勝ち点が一番上を取れればそれに越したことはないと思いますし、その上で、チャンピオンシップを戦うということも大事だと思いますが、ただ、最後のチャンピオンシップが一番大事だということを念頭に置かなければいけないと思います。

年間のポイントが一番多いチームが年間チャンピオンになるとは限りません。我々は昨年、今年の鹿島のように、1stステージに優勝しましたけれど、最終的に3位のガンバに準決勝で敗れ、年間の勝ち点は2位でしたが、最終的にはガンバより下の年間3位という形でシーズンを終えました。そこは、我々が昨年から学んだところです。最終的な結果でしか評価されません。年間勝ち点1位を取った広島が、年間のチャンピオンになったというのはある意味、大会的には救われた結果だと思いますが、もしガンバが優勝していたらどうだっただろうという感じが残るのは、確かだと思います。我々プロの世界は、最終的に勝った人が評価されるという世界です」

(UEFA欧州選手権から世界のサッカーのトレンドを見て、Jリーグに影響するものがあるかと考えているか?)
「それは私が答えにくい質問です。サッカーを見て、それを分析してコメントする専門家は十分にいると思います。その方々がどのようにUEFA欧州選手権で、どういう戦術のチームが多くて、それによって勝っているのか、それがいかにJリーグに反映されていくのかということは、そういう方々が語ればよいと思っています。

今、ヨーロッパである戦い方というのは、決して新しいことではないと思っていますし、それを常に色々な試合を見て、分析しているのであれば、それはわかることだと思います。

私にとって大事なことは、自分たちの選手たちが、いかに監督の考える戦術をしっかりと理解して、それをピッチの上で表現できるかどうかということです。私自身いえることは、サッカーのトレンドがどの方向に向いているのかということははっきりと見えています。その見えている方向に向かって進んでいくことだと思います。

サッカーの世界では、それぞれの指導者の方が、それぞれの考えを持ってチーム作りをすると思いますが、持っている選手の質によって、その考えがうまく機能するかしないかで、差が出てくると思います。

アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が昔コメントしたことで、各チームが同じ予算で仕事をしたら、よりどの指導者の方が、いい仕事ができているのかそうでいないのかということ、監督、フロントを含めた仕事の質の差がはっきりと見えるのではないかと言っていました。

常にそういったサッカーのトレンドを見て、新しいものを取り入れながらチーム作りをしていくことは、決して簡単な作業ではないですけれど、私自身は、それが行くべき道だと思っていますし、難しいことに常にチャレンジしていきたいと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

ミシャ監督 アビスパ福岡戦前日会見 ミシャ監督 アビスパ福岡戦前日会見

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ