30日、サンダードームスタジアムにて、AFCチャンピオンズリーグ グループリーグ第6戦の前日公式記者会見が開かれ、ミシャ監督とキャプテンの阿部勇樹が出席し、明日の試合への意気込みを語った。

ミシャ監督
「明日のゲームはグループステージの最終節になります。ACLという大会はアジアで最高峰の戦いです。ムアントンは、残念ながらグループステージでの敗退が決まっていますが、非常に質の高いすばらしいチームだと思っています。相手チームは明日のゲーム、プレッシャーのない中での戦いになります。そういった戦いというのは、えてして何もかかっていないチームが勝利するという事がよくあります。
反対に我々は明日のゲームに勝利すること、そしてもう1試合、中国と韓国のチームの結果しだいになります。ただ我々に求められているのは、勝利のみです。それがグループステージを唯一突破するための大切な条件になります。非常に難しいゲームになると思いますが、我々のチームは強い気持ちを持って戦うことができると思います」

【質疑応答】
(タイの暑さ、気候はどうですか？)
ミシャ監督
「タイの気候が我々にとって問題があるかどうかは、試合後に話しましょう。我々が敗戦すれば、それはよい言い訳の一つが用意されているのかもしれません(笑)」

(勝たなければ終わってしまうプレッシャーのある戦いになりますが、阿部選手はいかがですか？)
阿部勇樹
「ムアントンはホームで何かをやってやろうと思っているチームだと思います。ですが、僕らも勝たなければ先への道が閉ざされてしまうので、チーム一丸となって、他会場次第でもありますけど、結果を出せるように頑張っていきたいと思っています」

(JリーグとACLを並行に戦う中で、どちらを大切にしていますか？)
ミシャ監督
「JリーグとACLを並行して戦うのは非常に難しいことです。なぜならアジアでの戦いは移動も多いですし、気候も違います。ただ我々はどの試合でも勝利をしたいと考えていますし、Jリーグであってもアジアの戦いであっても同じように大切に考えています」

(阿部選手は2007年にACLを優勝していますが、この5、6年での変化を感じるところはありますか？)
阿部勇樹
「今季、多くのチームと対戦しているわけではないので、はっきりとは言えませんが、ここ最近なかなかJリーグのチームがアジアで結果を出せていないということを考えれば、年々レベルは高くなっているのだろうと考えています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】