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ミシャ監督「やるべきことをやって勝利できるか試される試合」

ヤマザキナビスコカップ第7節 vs名古屋グランパス 試合前日コメント

「明日のゲームは、名古屋という非常に厳しく難しい相手であると同時に、我々のチームが置かれた状況がより難しくしています。我々はグループリーグの突破が決まり、公式戦も明日が20試合目です。疲れがあり、モチベーションの維持が難しいゲームです。

名古屋は我々に勝利することが突破に必要な条件です。非常に強い気持ちでゲームに臨んでくるでしょう。今日のミーティングで私が選手たちに話したのは、こういった状況の中でいかに我々がやるべきことをやって勝利できるか試される良い機会だということです。消化試合という意味合いの試合の中でもやるべきことができるのか、選手がしっかりとやってくれるのかを見るのに良い機会だと思っています。明日は元気が浦和での最後のゲームです。そういったチームが負けてしまうというのがサッカーにはよくあることですが、そういう状況下でも選手たちがしっかりとしたモチベーションを持って明日のゲームを戦ってくれると、私は信じています」

【質疑応答】
(原口との印象的なエピソードは?)
「元気にヘルタ・ベルリンからオファーが来たということは、クラブや彼に関わってきた人にとって一つの大きな誇りであると思います。同時にチームとしては、やはり大事な選手がいなくなってしまうということに残念さとマイナスの要因はあります。ただ、彼が今後サッカー選手としてもう一つ成長するためには、厳しい環境に身を置いて戦っていくのは必要だと思いますし、良いタイミングで良い状況の中、良いクラブからオファーが来たと思っています。

元気との思い出ですが、この2年半、彼とは非常に戦ってきたなという思いが私にはあります(笑)。私は、彼がそれまでにあまりやってこなかったこと、あるいは彼があまり得意ではなかったことを求めました。彼自身がそれをやりたがらなかったことや、最初はうまくいかなかったところを求めてきましたから、日々戦ったなという印象です。ただ、そういった時間の中で彼は学んで、できるようになった、吸収してくれたと思っています。それを今後も追及して欲しいと思っていますし、彼の強さをさらに伸ばしてほしいと思っています。

彼は、これまでそれぞれのカテゴリーの中で常に中心選手として活躍してきたと思います。だからこそ、彼にできないことを指摘する人があまりいなかったのだと思います。そういう中で私が来て、『ここは良いけど、ここは駄目だ』とハッキリ言われたことは、最初は受け入れることが難しかったのかなと感じました。ただ、私とのやり取りの中で、感情的になるところがありながらも耳を傾けて吸収してくれたのが、この2年半だと思います。

しっかりと頭の中で、サッカーはチームがあって自分があるということを理解したと思いますし、ボールのないところでの動きの大切さ、攻撃と同じように守備も大切だということも理解したと思います。今後もそれを頭に入れてプレーしていけば、もっと良いキャリアが今後も積んでいけると思っています。

特に若い選手だと、得点を決めると騒がれるものです。彼が得点したけどもチームが負けているというのは、良い状況ではないはずです。ただ、得点したことで彼自身が評価されたときに、それで良いんだと思ってしまったらそれは間違いです。彼にとって、そこからの成長は非常に大きかったと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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