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ミシャ監督 指宿トレーニングキャンプを振り返って

17日、ミシャ監督は指宿トレーニングキャンプを振り返り総括を語った。


「キャンプ最終日、5試合目ということで疲労がある中、相手もハードな戦いをしてきたので、選手たちにとっては非常に厳しいゲームでした。1・2本目に関しては、相手との激しい戦いの中で、幸運なことに大きなケガ人が出なかったことが良かったと思います。3・4本目に関しては、非常にボールがよく動き、アイデアのある良い戦いができたゲームだったと思います」

(キャンプ全体を振り返ると?)
「AFCチャンピオンズリーグの関係で、例年より開幕が早いわけですが、正直もう1週間あれば、もう少し時間を取って自分たちのチーム作りができたと思います。そういう意味では急ぎ足でキャンプを進めたところがありました。もう少し時間があればやりたいことに時間をかけられたと思いますが、トータルで考えれば良いキャンプができたと思いますし、自分たちのチーム作りの中で、狙いとするところはできたと思います」

(新加入選手たちについては?)
「早い段階でチームの戦術に馴染んだと思いますし、そういう意味では宮崎、鹿児島と良いキャンプができたのではないかと思います。我々は、開幕後は11日間で4試合の公式戦を行わなければいけませんし、そうしたハードな日程を乗り切るためには、ターンオーバーが必要だと感じています。その意味で、指宿トレーニングキャンプでは試合を多く組んで、色々な組み合わせを試すことができました。ハードな日程をチーム全体でしっかりと乗り切っていければと思います。もちろん日程に関して言えば、1週間に1試合が理想的ですが、我々は組まれた日程に対して戦っていくしかありません」

(コンビネーションという意味で選手を入れ替えながら戦う難しさは?)
「宮崎トレーニングキャンプの後半くらいから、コンビネーションの部分は色々な選手を組み合わせながらやってきました。我々の戦い方で非常に重要になるのは前線の3人ですが、最初のころは経験のある選手と新しく入ってきた選手を組み合わせることで、新しく加入した選手たちが戦術を理解してプレーしやすいようトレーニングに取り組んできました。それを繰り返していくことで、選手たちが少しずつ阿吽の呼吸で意思疎通を図れるくらいにまでなってきました。それによってどの組み合わせでも、1つ、あるいは複数のアイデアを共有できるようになってきたと思います。今は武藤がケガをしていますし、李も今日少しケガをして途中で交代しました。興梠はケガから復帰して少しずつコンディションを上げているものの、まだ本調子ではありません。それでも、我々は前の3人をうまく組み合わせられる状況にあります。長いシーズンを戦う上でケガ人や出場停止が出ても、良い攻撃の布陣を組めるのではないかと思います。もう1週間あれば、もっとコンビネーションの精度を高められたと思いますが、現時点でも良いレベルに達していると思います」

(ACL開幕まであと1週間だが?)
「レッズとしては2年前にACLに出場し、残念ながら同ポイントでグループリーグ敗退でした。その経験はチームの中に残っていると思いますし、その経験をもって挑んでいきたいと思います。浦和レッズとしては、大きな目標としてアジアを戦い、タイトルを獲りにいく強い意気込みを持って、まずは初戦に臨みたいと思います。我々のグループには強豪がいて、非常に厳しい戦いになると思いますが、強い気持ちを持って臨んでいけば、第一の目標であるグループリーグ突破に辿りつけると思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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