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ホーム開幕戦は痛恨の敗戦に

8日、浦和レッズは埼玉スタジアムでサガン鳥栖とホーム開幕戦となるJリーグ第2節を戦った。レッズは先制点を許す展開の中、数多くのチャンスを作って攻め込んだがゴールが遠く、0-1で敗れた。
前節に負傷交代した那須がこの試合を欠場し、永田が3バックの中央、右に濱田が入った。また、森脇が右ワイドを務め平川がベンチスタートとなった以外は、リザーブ含め前節のガンバ大阪戦と同じメンバーでスタートした。
西日が差しこむ中、16時4分に鳥栖ボールでキックオフされたゲームは、両チームが互いの出方を伺い合うような展開でスタートした。
9分、レッズの右サイドを切り崩されると、安田のクロスをファーサイドで豊田に頭で合わせられて失点。このゲームでの両チーム合わせて最初のチャンスをものにされ、レッズは1点のビハインドを背負った。
ここから、レッズが圧倒的にボールを保持しながら数多くのチャンスを作っていく。前線の3人だけでなく、両ワイドの2人や槙野も積極的に攻撃参加し、多くのシュートを放った。しかし、シュートは相手GK林の好セーブや惜しくも枠外に外れ、同点ゴールを奪うことができない。
レッズが最もゴールに近づいたのは24分。濱田を起点に右サイドを崩すと、興梠のクロスをファーサイドでフリーになった梅崎が頭で合わせたが、シュートは惜しくも枠を外れてしまった。
失点後は守備陣も相手にチャンスを与えない安定感あるプレーを見せたが、1点が遠い展開のまま時間は進み、0-1のまま前半が終了となった。
ハーフタイムにミシャ監督から「1点取れば変わる」とメッセージを受けて後半のピッチに向かった選手たちは、前半同様にボールを保持しながら攻撃に掛かっていく。55分には永田に代えて李をピッチへ。攻撃的な選手の数を増やしてゴールを狙いにかかっていった。
GK西川からのボールも効果的に使いながら攻撃を展開し、ロングボールを興梠がキープして原口へつなぐカウンターも見せたが、同点ゴールには至らない。
残り20分からは、立て続けに梅崎と濱田に代えて関口と啓太をピッチに送り込み、さらなる圧力を高めていく。86分にはコーナーキックからゴール前での混戦、90分にはコンビネーションプレーから相手ゴール前に猛攻を仕掛けるも、鳥栖の粘り強い守備もあり決定的なシュートシーンを迎えることができない。ラストプレーとなった90+5分の原口のミドルシュートも枠外に逸れ、試合はこのままタイムアップ。レッズは少ないチャンスを生かした鳥栖に対して0-1の敗戦を喫した。
次戦は3月15日(土)第3節、エディオンスタジアム広島にて14時キックオフで行われるサンフレッチェ広島戦に臨む。

【濱田水輝】
内容的には悪くない試合だったので、相手のシュート3本で負けてしまったのは非常に残念です。

(失点シーンについては?)周作君(西川)からボールが来たときに厳しいなと思ったんですが、立ち上がりだったのでシンプルに蹴れば良かったと感じました。相手が来ているのは感じていたので、トラップで入れ替われればと思ったのですが。そこで奪われた後に森脇君との連携が悪く、簡単にクロスを上げさせてしまったことの方が個人的にはミスだと思っています。クロスに対して中で誰も競っていませんでした。そうしたミスが重なってしまったのが悔しいです。他には崩されたシーンはなかったと思います。本当にあれだけしかなかったのに、あれだけでやられてしまったのが残念です。

もう少しラインを高くキープしたかったのですが、右サイドにいると味方に声が届かない面がありました。後半途中に中央に入ってからは、比較的ラインを高くキープできたと思います。

(豊田選手との競り合いについては?)そこが起点になると分かっていました。最初の競り合いでは負けてしまいましたが、そこからは僕以外もみんなが勝てていたと思います。相手に起点を作らせなかったのがシュート3本に抑えられた要因だと思いますし、比較的よく守備はできたと思います。それだけにミスからの失点が悔やまれます。

(攻撃面については?)相手がブロックを作って引いていました。前半は槙野君のドリブルなどでチャンスも作っていたと思います。相手のファインセーブもありましたが、後半は少し手詰まった感がありました。

(ある程度、自信が持てた試合になったのでは?)そうですね。本当に結果がほしかったのですごく悔しかったのですが、もっとできるという自信はあります。守備の面ではやれると思いましたし、そこが自分のアピールポイントです。今後は攻撃での状況判断や精度を上げればもっと良い選手になれると思います。もう少しドリブルで引きつけてからボールを展開するプレーができればと感じました。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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