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ホーム開幕、連勝でアジアの陣への弾みを

6年ぶりの開幕戦勝利と、Jリーグ開幕21年目にして初のアウェイ開幕戦白星。3月2日の第1節サンフレッチェ広島戦を2-1で制し、ダブルの歓喜を手にさいたまに戻ってきた浦和レッズは、3月9日(土)16時より埼玉スタジアムでいよいよホーム開幕戦を迎える。
迎え撃つ相手は名古屋グランパス。昨シーズン7位ながら、個の力ではずば抜けたものを持つ難敵だ。
サンフレッチェ戦でのレッズは、攻守ともに素晴らしいパフォーマンスを演じた。まず触れたいのは守備の安定。2月26日に行なわれたAFCチャンピオンズリーグ・グループリーグ初戦の広州恒大(中国)戦では、中盤でのパスミスなどから3失点を喫してしまったが、選手たちは敗戦後のロッカールームですぐさま話し合いを持ち、「リスクマネジメントを徹底しよう」など意思を統一した。その成果がサンフレッチェ戦の勝利だった。
槙野智章、永田充、そして新加入・森脇良太の3バックは2試合をこなしてきたことでコンビネーションがぐっと上がっている。森脇は「連携に不安はない」と言い切る。
攻撃陣に目を向けると、サンフレッチェ戦で新加入の興梠慎三が1トップで先発し、レッズでのデビューを果たした。シュートこそ0本に終わったが、裏に抜ける動きや味方にスペースを与える献身的な動きはさすがで、大いに期待できるだろう。大卒新人の阪野豊史は途中出場ながらゴール近しを予感させる質の高い動きを見せている。
そして、攻撃の中心を担う2シャドーの柏木陽介と原口元気はともに1得点。グランパス戦ではさらに調子を上げてくるはずだ。
両ウイングバックを含め、攻撃時の連動性に磨きがかかっているのは、ミシャ体制が2年目を迎え、3-4-2-1の戦術基盤がしっかり出来上がっているからこそ。それぞれが互いの特長を把握し、良さを引き出し合いながら連動できていることで、昨年からミシャ監督の指導を受けている選手たちは自信を深めており、また一方では、新加入の選手たちの戦術理解のスピードも上がっている。
かたやグランパスのストイコビッチ監督は、開幕のジュビロ磐田戦でレッズと同じ3-4-2-1の新システムを採用した。田中マルクス闘莉王の攻撃力を生かすという意図があっての3バック。だが、その闘莉王はジュビロ戦の後半始まって間もなく負傷でベンチに下がっており、レッズ戦の先発は微妙だ。
加えて、3バックの成熟度そのものが決して高くなく、ジュビロ戦では後半だけで12本ものシュートを打たれている。レッズとしては攻守の切り替えを素早くし、積極的に仕掛けていくことが功を奏すだろう。
グランパス戦から3日後の3月12日(火)にはACL第2戦ムアントン・ユナイテッド戦が控えている。アジアの陣へ弾みをつけるためにも、ホームでしっかりと勝ち点3を手にし、大勢のファン・サポーターと喜びを分かち合う最高のスタートを切りたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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