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ホーム連勝の勢いで勝ち点3を

Jリーグ第7節名古屋グランパス戦は4月12日(土)15時4分より、豊田スタジアムでキックオフされる。現在3勝1分2敗で6位につけている浦和レッズにとって、上位に割って入るための重要な一戦だ。

名古屋は昨季まで6年間指揮を執ってきたドラガン・ストイコビッチ前監督が勇退し、今季から西野朗監督がチームを率いている。西野監督は旧浦和市出身。1998年柏レイソルを皮切りにガンバ大阪、ヴィッセル神戸で指揮を執ってきた。監督を務めるのは名古屋で4チーム目。過去3チームで記録した通算244勝は、Jリーグ最多を誇る。

同監督の戦術と言えば、ガンバ大阪時代にパスサッカーで成功を収めた印象が強い。その志向に変わりはなく、ストイコビッチ前監督時代に「個の強さ」を前面に押し出した戦いをしてきた名古屋でも、「組織サッカー」の路線を植え付けているところだ。

とはいえ現在はまだスタイルの転換を始めたばかり。また、レギュラーメンバーの多くが入れ替わったこともあり、それがやや安定感の欠けた成績に反映されているようだ。

名古屋は清水エスパルスとの開幕戦で2-3と黒星発進。その後は大宮アルディージャに2-1、柏レイソルに1-0、ヴィッセル神戸に2-1と手堅く3連勝を飾った。ところがここ2試合は川崎フロンターレに0-1、サンフレッチェ広島に2-5と連敗。3勝3敗で11位にいる。

前述したように先発の顔ぶれも昨季までとは大幅に替っている。しかしながら、ケネディ、田中マルクス闘莉王、ダニルソン、楢崎正剛といったセンターラインの顔ぶれはそのまま。ケネディや闘莉王の高さを警戒すべきである状況は変わらない。

浦和はミシャ監督になってから対名古屋には3勝1敗と相性がいい。敵地での戦いではあるが、いつも通りしっかりとボールを保持し、リスクマネジメントへの意識を割きながら機を見てクサビのパスを入れて相手を揺さぶりたい。カギを握るのはいつも通り先制点、攻守の切り替え、運動量。加えて、セットプレーだ。

レッズは4月に入ってからヤマザキナビスコカップ大宮戦で今季新加入の李忠成、青木拓矢がゴールを決めて勝利を収め、続くリーグ第6節ベガルタ仙台戦では李の2得点、宇賀神友弥、鈴木啓太の得点で4-0と快勝した。日替わりヒーローの出現でチーム内のポジション争いが活性化されている今の勢いを持続させるべく、勝ち点3を手にして続くホーム連戦につなげたい。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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