MENU

NEWS

チーム変革の成果が試される、意味深い試合に

ヤマザキナビスコカップ予選リーグ最終節、サンフレッチェ広島との一戦6月27日(水)19時より、埼玉スタジアムで行なわれる。
浦和レッズは5試合を終えた時点で2勝3敗となり、最終節を戦わずしてグループ2位以内に入る可能性が消滅。2位以内に与えられる決勝トーナメント進出の権利を手にすることができなかった。
昨シーズンは国立競技場での決勝まで進みながら鹿島アントラーズに敗れて準優勝に終わり、今シーズンはカップウイナーの称号を獲りに行こうという目標を掲げていただけに、残念な結果だった。
けれども、赤き戦士たちにとって意味のない試合など存在しない。いや、むしろ水曜の試合は、ミシャこと、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督体制になって取り組んできた変革の成果が試される、非常に意味深い一戦となる。
その理由は何といっても、相手がミシャ監督が昨シーズンまで6シーズンにわたって率いてきたサンフレッチェだからだ。
サンフレッチェとは3月10日のJリーグ開幕戦で激突し、レッズは0-1で苦杯を喫している。試合後に指揮官が「我々にとってこの対戦は少し早いものとなってしまった」と語ったとおり、この時点でのレッズはまだ「人もボールも動くミシャサッカー」に接したばかりで、選手たちの戦術理解もコンビネーションも進んでいなかった。スコアこそ0-1だったが、内容的には完敗に近かった。
けれども今は違う。開幕戦から3ヵ月半が経過し、選手たちは皆、ある程度の自信を持って戦うことができるはずだ。リーグでは6試合負けなしで3位という好位置にいることも、選手たちの手応えを高めている。
平日開催のカップ戦ということで、出場選手の顔ぶれにはリーグから多少の入れ替えがあるかもしれないが、今まで出場機会の少なかった選手にとってはアピールの場にもなる。
ともに3-4-2-1という布陣。システム的には“がっぷり四つ”ということになり、互いの出方も試合の進め方もある程度の予測はつくだろう。選手たちも「負けたくない」という気持ちは強いはず。ピッチのそこかしこで意地と誇りが交錯する緊迫したシーンが見られそうだ。
前述の通り、出場する可能性のあるメンバーは幅広い。その中で小島秀仁、矢島慎也といった若く勢いのあるメンバーの出場や、ロンドンオリンピック予備登録メンバーに選出された原口元気、濱田水輝のプレーにも期待したい。
大勢のファン・サポーターの声援を受け、目の前にいる相手に100パーセントで立ち向かう。リスクを負うことを恐れず、レッズらしい戦いを見せて勝利を手にしよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

チーム変革の成果が試される、意味深い試合に

PARTNERパートナー

  • ポラスグループ
  • Nike
  • 三菱重工
  • 三菱自動車
  • エネクル
  • DHL
  • ミンカブ・ジ・インフォノイド
  • チケットぴあ