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ダービーを制し、スタジアムで至福の時間を共有しよう

前節アウェイでの清水エスパルス戦に2-0で快勝し、連勝で意気上がる浦和レッズの次の戦いは、9月1日(土)18時3分、埼玉スタジアムでキックオフとなる大宮アルディージャとの『さいたまダービー』だ。
2005年にJ1昇格したアルディージャとは、これまでにリーグ戦で15度対戦してきた。初対戦だった2005年7月9日は、雨の埼玉スタジアムに5万437人のファン・サポーターが終結。1-2でアルディージャが勝利を収めた。
2度目の対戦からはレッズが3連勝し、その後は拮抗した試合が続いていったが、このところはレッズが苦戦を続けている。もちろんチーム構成は年によって違っているが、おおむねレッズがボールを所持し、アルディージャが守備ブロックを敷いてくるという構図。レッズは個の力で勝りながらも、カウンターから失点するというパターンが続いているのが現状だ。
特に最近2試合は、いずれも無得点で黒星を喫しており、通算成績では5勝4分6敗と負け越している。同じホームタウンを持つクラブに負けてはいけないというのは、言わずともがなのこと。しかも今シーズン第1戦では0-2と完敗を喫しているだけに、選手たちは強い気持ちを持って、この試合に挑む。
キャプテンの阿部勇樹は、「大宮戦は非常に大事な一戦であり、特に大勢の人が注目する。前回(4月21日)の借りをさないといけない。しっかり勝ちたい」と言葉に力を込めている。
前節エスパルス戦で大活躍した梅崎司も「アルディージャがレッズと対戦するときは、他の試合とは違うチームのようになっているので、それに負けない気持ちでやらなければいけない。次は僕らのホーム。勝ち点3を取りたい」と決意を示した。
アルディージャは現在6勝5分12敗、勝ち点23で降格圏の17位に沈んでいる。6月に鈴木淳前監督を解任し、ベルデニック監督が指揮を執るようになったが、その後も状況は好転していない。大黒柱だったラファエルが7月に移籍した後は、ズラタン、ノヴァコヴィッチを獲得してテコ入れを図ったが、まだ完全にフィットしているわけではないようだ。
とはいえ、前述の通りこのチームはレッズ戦となればまったく別のプレーをしてくることは明らか。今シーズンの数々のデータや現在のチーム状況はまったく参考にならないと考えるべきであり、細心の注意を払わなければいけない。
ただ、レッズも4月の対戦時とはチーム状況が違っている。ミシャ監督の戦術が着実に浸透してきたうえに、相手の出方に対応する柔軟性も大幅に向上した。今シーズンの第1戦では、3バックの裏のスペースを使われ、そこから失点したが、相手が繰り出してくるさまざまなレッズ攻略法に対して、それを撥ねのける力がついている。
ダービーという特別なシチュエーションの一戦では、まず試合に入る気持ちで上回るのはもちろんのこと、その闘志を90分間通していくことが必要だ。9月とはいえ気温はまだまだ高く、午後6時の試合でも気温は30度近いことが予想される。その中で運動量でも相手を上回れるか。
レッズのファン・サポーターが見たいのは、『さいたまダービー』で相手を圧倒し、すべての要素で相手を上回るレッズの姿だ。真っ赤なスタジアムで勝ち点3を手にし、『We are Diamonds』が響く至福の時間を共有しよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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