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タイトル獲得へ向けて確かな一歩を

6月30日(日)、ヤマザキナビスコカップの準々決勝第2戦が埼玉スタジアムで行われる。本大会の準々決勝と準決勝はホーム&アウェイ方式の2試合トータルで争われるが、敵地での第1戦を2対0の勝利で飾った浦和レッズは、この第2戦で勝利、引き分け、1点差負けのいずれかで2年ぶりの準決勝進出が決まる。
大阪長居スタジアムで迎えた第1戦は、中断期間を順調に過ごした姿そのままにレッズの選手たちはピッチ上で躍動した。1トップで先発した興梠が、立ち上がり9分にマルシオ リシャルデスのスルーパスに抜け出し冷静に相手GKをかわして先制点を挙げると、56分にも柏木の丁寧なラストパスを受けてこの日2点目。2シャドーのアシストからエースが挙げた2つのアウェイゴールによるリードをホームに持ち帰る。
後方からボールを運んでいくチーム全体での質の高い攻撃で、相手守備陣は混乱した。那須、啓太、阿部のトライアングルでつなぎながらパスとドリブルで相手を引き出す遅攻と、前線の選手へ縦に素早くボールを入れる速攻を巧みに使い分けるレッズの攻撃に、セレッソの選手たちは何度も敵将のクルピ監督に守備の確認をしていた。
だが、ビハインドを追って乗り込んでくる第2戦ではセレッソも黙ってはいないだろう。最低でも2得点が必要になるセレッソは、中断前のリーグ戦5試合すべてで2得点以上を挙げており、勢いに乗せてしまうと非常に危険な相手。
リーグ9得点の柿谷曜一朗はもちろん、フィジカルの強さを生かして前線でタメを作るエジノや第1戦でも途中出場して2度の決定機を演出した南野拓実など、その攻撃には迫力がある。失うものがないセレッソが、試合開始直後からまさに挑戦者として攻撃的に臨んでくることが予想される。
レッズとしては2点のリードを守ることに注力しすぎて受け身になってしまうことは避けたい。セレッソが前がかりになることで生まれるスペースを突いてゴールを脅かすことももちろんだが、安定したボールキープで相手の焦りを誘うようなプレーも有効だろう。第1戦で2得点の興梠は右太ももの負傷で出場が微妙な状況だが、好調をキープするマルシオと柏木だけでなく、第1戦メンバー外となった原口や関口、矢島、阪野など、攻撃陣にはフレッシュな駒が揃っている。
レッズにとってホーム・埼玉スタジアムでのゲームは約1ヵ月ぶりとなる。2003年の初優勝から10年遠ざかっているヤマザキナビスコカップのタイトル獲得へ向けて確かな一歩を踏み出そう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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