4日、埼玉スタジアムボールルームにて、『第3回スチュワード研修会』が開催された。今回の研修会には、ホームゲームや後援会主催イベントなどで活躍する登録スチュワード88名が参加した。

まずトップチームの加藤順大、野田紘史、濱田水輝、レッズレディースの土橋優貴、矢野喬子、吉良知夏の6人が全員を握手でお出迎え。続いてそれぞれが感謝の言葉を述べた。レディースのキャプテンを務める矢野は「いつも陰で支えてくれてありがとうございます。今年のリーグは3位という結果でしたが、恩返しをするためにも、次こそ優勝という目標を持ってやっていきたいと思っています。私たちには皆さんのサポートが必要ですし、これからもよろしくお願いします」と挨拶。

また、選手会会長を務める加藤は「皆さんがいなければ、試合は成り立ちません。今年も熱いサポート、ありがとうございます。今年は悔しい結果に終わり、申し訳ない気持ちでいっぱいです。来年こそはいるべきところに進みたいと思いますし、これからもよろしくお願いします」とお礼を述べた。

続いて橋本光夫代表が挨拶。「1年間、レッズの活動に対して、多大なサポートを頂戴しまして、重ね重ね感謝申し上げます」と改めて支援への御礼をした。そしてクラブ、後援会からの報告のあとは講演へ。女子ワールドカップ優勝を果たした、なでしこジャパンの佐々木則男監督が登壇。女子サッカーの将来への確かな手応えを語るとともに、なでしこが栄冠を勝ち取ったポイントについても例を挙げながら話していった。時折、織り込まれた自虐的なネタ、リズム良く示唆に富んだ内容に会場は沸き、設けられた質疑応答のコーナーでも、立て続けに質問が投げかけられた。最後になでしこジャパンがワールドカップで優勝を勝ち取った映像が流され、世界チャンピオンという大きな山に登りつめた軌跡を見入っていた。大きな拍手で佐々木監督が見送られた後、改めてスチュワード同士が一年間の労をねぎらいあって、研修会は終了となった
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