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コラム「18年前の今日(11月17日)」

1993年の11月17日(水)、浦和レッズはジェフユナイテッド市原(当時)を破り、リーグ戦の連敗を9で止めた。
Jリーグ開幕のこの年、1stステージを3勝15敗と大きく負け越したレッズは、2ndステージも黒星発進。第2節、3節で初の連勝を果たしたものの第4節から5連敗。94年ワールドカップアメリカ大会のアジア最終予選による中断をはさんで11月6日に再開した第10節の横浜マリノス戦でもVゴールで敗れ、さらに12節まで黒星を続けていた。
11月17日、第13節はアウェイでジェフユナイテッド市原(当時)と対戦。場所は国立競技場で、水曜にも関わらず53,570人がスタンドを埋めた。この試合、森孝慈監督は驚く選手起用をした。8月に獲得したFWのウーベ・ラーンを3バックの中央に据えたのだ。
先制は市原だが、後半24分にFKから福田正博のヘディングシュートで同点に追いついた。しかし30分、PKを与えてしまい1-2と勝ち越される。連敗の数がついに2ケタに達するかと思われたが41分、今度はレッズがPKを得る。これを決めたのがエリア内で倒されたラーン自身。レッズに加入してから得点のなかったFWが、DFで出場した試合で初ゴールを挙げたのが何とも皮肉だった。
延長前半は両者得点がなかったが、後半2分、シュートのこぼれ球に詰めた水内猛が蹴り込み、接戦に終止符を打った。
レッズはこれがこのシーズン通算6勝目。それまで延長PK勝ちは2回あったがVゴール勝ちは初めてだった。9連敗はクラブとしてのワースト記録。
厳しかった93シーズンだったが、この2ndステージ13節以降の6試合は3勝3敗と五分の星で、翌年への期待を抱かせた。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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