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オズワルド オリヴェイラ監督 横浜FM戦試合後会見

明治安田生命J1リーグ 第6節 横浜F・マリノス戦 試合後のコメント

「我々にとって、非常に不幸な試合となってしまいました。試合の立ち上がりで、それまでの試合でできていた守備、マークという部分がうまくいっていなくて、そこで早い時間帯に失点してしまったところで、不安定になってしまったと思います」

[質疑応答]
(早い時間に先制されてから攻守にうまくいかない展開になり、なかなか挽回もできなかったが、監督の中では、そこから挽回する手だてというのはどのように考えていたか?)
「練習もしてきましたし、たとえばセレッソ大阪戦のように、能力の高い選手がそろっているチームに対しても守備ができていたのに、本日はそれができなかったという試合でした。練習もしましたし、どのような試合が待っているのかということも見せながら進めてきたんですけど、それを実行することができませんでした」

(最初に守備の部分で混乱があったと思うが、レッズの中盤の形、青木選手が1人でいる形と、相手が2人前にいる形というのがミスマッチだった感じがしたが?)
「ディフェンスラインのみの問題ではないと思います。本日は相手が3トップのような形で来ていたんですけど、最終的に彼らがプレーできたというのは、ディフェンスラインの問題ではなく、ディフェンスの仕方の問題だったと思います。守備面の問題で、前線からのマーク、前線からのプレス、今までできていた、相手のプレーを消す、フィルターをかけて制限するというところが本日はできていなくて、最終的にそれがディフェンスラインにのしかかった試合だったと思います」

(今日の試合はディフェンスがすべてを決めたと思う。ボールホルダーに間合いを詰め、パスレシーバーにマークをするとか、その辺がすべての基盤になると思うが、相手はそれが全部できていたから、レッズの攻撃をみんな止めていたのではないか?)
「敗戦の説明というのは、非常に難しいものです。また私は、選手の名前を挙げながらはあまり説明したくはありません。チーム全体としてどうだったのかというところを見てみたいと思っています。

そして、私はあまり会見で批判はしたくないと思います。もちろん、私たちのミーティングなどでしっかり指摘はしますけど、内部のものにしておきたいと思っています。

選手も人間です。モチベーションが下がれば、次の試合にも影響します。次の試合でも私は選手たちを必要としていますので、指揮官として、選手の生産性を下げるようなことは避けたいと思っています。

選手たちは、息子のような存在です。ですので、内部で話すことはあったとしても、その選手への指摘を公にするようなことは、あまりしたくはありません。

そして、レッズは今、移行期にあると思っています。新たな選手たちがフィットしかけている時期でもありますし、ケガから戻ってきている選手たちが良いコンディションに移行している時期でもあります。チームをつくりあげている途中段階だというふうに捉えていますけど、その中でも本日は少し不安定になってしまい、不運なことに物事がうまくいきませんでした。私たちのゲームプランを実行できなかった日になってしまいました」

(前の試合から4バックにした中で、選手たちはまだ考えながらで、自然にプレーできていないと思うが?)
「FC東京戦でこのことが起こっていれば、そのことも言えたと思いますけど、FC東京戦では失点はあったものの、4バックで試合を支配することができましたので、もうすでに一度できたことが、本日はできなかったということです。FC東京戦でできたのは、みなさんも目撃者になっていると思いますけど、本日はうまくはまらなくて、ゲームプランが実行できなかったという試合でした」

(柏木選手とエヴェルトン選手のポジションを変えたと思うが、狙いは?)
「中盤の形をできるだけベストな方向に持っていこうとしている中で、ポジションを変えました。このポジションチェンジは、もちろん相手によるところもあります。ただ、レッズの選手たちは真ん中もサイドもできる選手たちですので、ポジションを変えたから崩れたということはないと思います」

(ディフェンスの対応が結果として遅れ気味になってしまったのは、横浜F・マリノスの攻撃が思った以上に速かったからなのか?)
「相手の攻撃が速かったというより、私たちの前線の守備がうまくいかなかったので、守備の選手たちがさらされて遅れ、後手に回ったということだと思います」

(相手のGKが蹴ってくるときに、マンツーマンでつくような、他の試合の流れと違う形で守っていたように見えたが、そうだったのかと、そうであれば狙いは?)
「セレッソ大阪戦と同じような守備の仕方を、本日はしようとしました。セレッソも似たようなプレーをしますので。繰り返しになりますけど、他の試合でできたことが本日はできなかった、うまくいかなかったというような試合でした」

(シーズンがはじまってすぐ、北海道コンサドーレ札幌に埼玉スタジアムで敗れ、そのあとにはにAFCチャンピオンズリーグの重要な試合があって、すぐに立て直した。次の全北現代はグループで一番強いチームだと思うが、どう立て直すか?)
「先ほど、私たちもロッカールームでスタッフ同士で話していました。全北現代は非常に強いというのは私も同意しますけど、その試合に向けては、私たちはブラジルで言われている、パジャマトレーニングをしないといけないと思います。

パジャマトレーニングというのは、運動、活動より休養を大事にして、選手たちをしっかり回復させるというものです。火曜日の試合に向けて、そういったことが私たちに必要なのかなと思います」

(選手たち個々ではなく、全体としてハードに動かなければいけないが、部分的に行ったり行かなかったりで、途中で諦めてしまうというところがあったのでは?)
「選手の名前を挙げてしまうとピンポイントになってしまいますので、あまり名前を挙げたくないと思います」

(このチームはすごいサッカーをできるのは知っているので、今日の内容は非常にショックだった。横浜F・マリノスがすばらしかったというのも認めなければいけないが)
「そうですね、相手の価値も認めないといけません。F・マリノスは非常に良かったと思います。私たちのパフォーマンスを考えれば、あまりにも大きなコントラストが両チームにあったと思います。F・マリノスのパフォーマンスは非常に高かったと思います」

(今日のF・マリノス以上のサッカーは、全体の歯車がかみ合えば絶対にできるのは分かっているし、だから驚いたが?)
「歯車が合えば、もしかしたら本日のF・マリノスを上回るパフォーマンスがあったかもしれません。そのようなパフォーマンスを見せた試合も過去にあったと思いますが、それがうまくいかない日もあります。

次回はより、幸せな会見にしたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

オズワルド オリヴェイラ監督 横浜FM戦試合後会見

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