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オズワルド オリヴェイラ監督会見(4/12)

4月12日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(ガンバ大阪戦に向けて)
「まず勝ちにいかなければいけません。犯してしまったミスを避けることと、しっかり攻撃を仕掛けること、またチームを安定させることも大切です。ガンバも強いチームですが、今のところ彼らの望む結果は出ていないと思います。ガンバのメンバーを見れば、非常に質の高い選手たちがたくさんいます。ガンバ戦はいつでも難しい試合になります。伝統的にガンバ戦は一つのダービーにもなっていると思いますし、ガンバは日本のビッグクラブの一つです」

(悪い流れを断ち切るために必要なことは?)
「まずはその目的をもってチームは準備をしています。内容が悪くても勝った試合があれば、内容が良くて負けてしまった試合があります。しかし、優勝を望むのであれば、内容が良くても悪くてもどういった状態でも結果が残せるようにしないといけません。そのようなバランス、安定感が必要です。それを求めて毎日選手たちと話もしていますし、練習もしています。調度いいバランスを探しています。それは選手によるところもあります。いいトレーニングをしていれば、要求に応えられるという自信を持ってプレーができますので、そういったときに良くなっていくと思います。そして連勝するチームは全員が自信を持って、一体となって戦っているチームだと思います。だから、チームとしてまとまって一体となって戦っていかなければならない。そのためには一人ひとりのコンディションを上げておかなければいけないと選手たちに話しています」

(全体練習にファブリシオ選手が一部合流していたが?また、橋岡選手に熱く指導する姿も見られたが?)
「ファブリシオの復帰を心待ちにしていることを私は隠しません。去年、彼は浦和に来てから2ヵ月も戦わないうちにケガをしてしまいました。8試合で6得点を決めて、チームに新しい表情を加えていました。彼が離脱したところを他のメンバーで埋めて戦いました。しかし、ファブリシオが復帰すればこのチームはかなり良くなると感じています。10日後には全体練習に復帰できると見込んでいます。それ以降はコンディションを上げていくことになります。

橋岡はとても若い選手です。成熟している過程にあります。戦い方を学んでいます。自分のストロングポイントをいかに発揮し、自分のウィークポイントをいかに修正するかを学んでいます。だからピッチ上で彼に声を掛ける姿はよく目にすると思います。彼は非常に大きなポテンシャルを持っている選手ですので、希望を感じています」

(全北現代モータース戦から3バックに戻ったが?)
「相手より自分たちというふうに捉えています。中盤の4枚が十分なパフォーマンスを見せてくれると感じたときに4バックにします。しかし、3バックにした方が安定すると思ったときは3バックにします。重要なのは試合によって3バックと4バックを使い分けられる、また試合の途中にもシステムを替えられる強みがあります」

(全北現代モータース戦前には選手たちに『(お前たちは)ヒヨコではなく鷲だ』と声を掛けたと聞くが?)
「常に選手たちには話はしています。そのヒヨコと鷲の話は内部の話であって、本来は話すべきではなかったと思いますが、あのときは自然に会見で出た話でしたので、それはそれでよかったかなと思います。敗戦すると選手たちの気持ちが傷つくことがあります。そういったとき、私は自分が経験的に蓄積したものを選手たちに伝えています。つまり、1試合負けたことによって自分たちが小さくなった、弱くなったのではなく、自分たちは今でも偉大で強いんだと話しました。浦和に所属する選手はこの大きなクラブ、偉大なサポーターの前でプレーする状況がありますので、そこで小さくなってしまったら通用しません。大きな行動を取るようにと選手たちに伝えています。ただ、選手も人間ですから波があります。時にはプライベートでの出来事が選手の精神的な部分に影響することもあります。ただ、いかなるときも浦和のために100パーセントの力を出せる状態を作っておかなければいけないと選手たちに求めています」

(浦和レッズの監督に就任してもうすぐ1年となるが?)
「来日したのは昨年の4月20日ですね。大変さは監督にはつきものですが、浦和を気に入っています。浦和に来る前から好きなクラブでしたし、対戦するために埼玉スタジアムに来たときは、相手だった私でさえ感動しました。ただ、ビッグクラブで仕事をすることは世界中どこにいっても難しいことですが、浦和では快適に仕事ができています。私自身のモチベーションを高く維持することができます。多くの選手の成長も見ましたし、多くの選手の波も見ました。それも正常なことです」

(結果が出ないときこそ大事にしなければいけないことは?)
「サッカーの長いキャリアの中ですべての感情を経験したと思います。その経験があるからこそ、落ち着いて良い方向に向かっていくための正しい判断が下せるのだと思います。そのために今は不安定な状態にある選手、もしくはパフォーマンスを発揮しきれていない選手を見極めることが大切です。そして、選手たちが本来持っている価値を見せることができるように選手の力になろうとしています。浦和の指揮を執ることは大国のリーダーになるのと同じだと思います。感情も限界の状態で仕事をしています。その中で、求められている結果を残せないこともあります。だからこそ、選手の精神面がすごく重要になってくると思いますので、その部分への働き掛けは常に行っています。

選手たちは自分たちの責任が大きなものであると認識しなければいけません。クラブの中でやらなければいけないことをやるのですが、練習が終わってからも続けなければいけないと伝えています。食事、水分補給、睡眠、休養、そこは家に帰ってからもやらなければいけないことです。毎試合難しいタスクが待っていますので、そこは続けていかなければいけません」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

オズワルド オリヴェイラ監督会見(4/12)

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