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アウェイで勝ち点3を奪い浦和へ

浦和レッズは30日(土)、14時3分キックオフのJリーグ第33節・サガン鳥栖戦を敵地・ベストアメニティスタジアムに乗り込んで戦う。前節の川崎フロンターレ戦に敗れ、首位の横浜F・マリノスとの勝ち点差は4となり、まさに背水の陣となる一戦だ。
両者の前回対戦は5月18日にホーム・埼玉スタジアムで行われた。試合は阿部の先制ゴールを皮切りにレッズがゴールラッシュを見せ、6-2で勝利を収めている。得点数もさることながら、6点すべてを異なる選手がマークするチーム全体での攻撃力を示したゲームとなった。
対戦相手の鳥栖は、12勝6分14敗で13位につけている。リーグ前半戦は黒星が先行していたが、後半戦に入ってから9勝とチームを立て直してきた。前節も試合終了間際の決勝点で鹿島アントラーズを破り、目下リーグ戦3連勝中と勢いに乗る危険な相手だ。ここまで17ゴールのFW豊田陽平へのロングボールを軸にした攻撃が目立ち、金民友が精度の高いボールを蹴るセットプレーや、藤田直之のロングスローからもゴールに迫る。豊富な運動量と激しいプレーが特徴で、レッズの選手たちも「難しいゲームになる」(柏木陽介)、「フィジカルと闘争心の強いチーム」(梅崎 司)と、警戒感を口にする。
ゲームのポイントとして、多くの選手が球際での競り合いとセカンドボールの奪取を挙げる。レッズとしては鳥栖のスタイルを恐れることなく、しっかりとボールを奪い取ったところからゲームを組み立てたい。今週のトレーニングでは、横パスやバックパスを多くつなぐことよりも、縦へ素早く攻撃を仕掛ける意識が強調された。前線でのコンビネーションにも冴えを見せ、攻撃陣の好調さが目立っている。
昨シーズンも鳥栖とは第33節にアウェイで戦った。レッズはこのゲームに1-3で敗れ、わずかに残っていたリーグ優勝の可能性が消滅するという非常に苦い思いを味わった。そして、今季も同じような状況でこのアウェイゲームを迎えた。「今シーズン、去年できなかったことを自分たちはずっと乗り越えてここまで来た」と宇賀神友弥は胸を張る。チームとして昨シーズンからの成長を示す格好の機会だ。
「最終戦で優勝争いの試合をしたい」と山田直輝も意気込む。ホーム・埼玉スタジアムで迎える最終節に望みをつなぐために、レッズに残されたものは勝利しかない。勝ち点3を浦和に持ち帰り、集大成の最終節へつなげよう。
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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