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さいたま市立道祖土小学校に4選手が訪問

12日、宇賀神友弥、柏木陽介、李 忠成、森脇良太の4選手が、さいたま市立道祖土小学校を訪問し、児童たちに努力することの大切さなどを伝えたほか、レクリエーションを通じて楽しく交流した。



今回で8回目となるトップチーム選手の小学校訪問は、浦和レッズの地域貢献活動の一環として実施されているもので、選手たちが自身の体験をもとにさまざまなテーマで話をし、将来を担う子供たちの成長をサポートする目的で行っている。

小学校訪問の中では、小学6年生の4クラスに選手が一人ずつ訪れ、自身の経験をもとにした話を行った。李は、自身の経験から「夢を持つことは大事ですが、それを叶えられる人はごくわずかです。だけど一つのことに真剣に取り組むことで、人として大きく成長できると思います」と、努力することの価値と大切さを伝えた。宇賀神は、自身の大学時代を振り返り「練習がきつくてサッカーをやめようと思ったこともあったけど、親からあなたの好きにしなさいと言われたら、逆にやめられなくなってしまって、今でもサッカーを続けています」と、サッカー人生の転機となった貴重な話をしていた。





また授業では児童からの質問に選手が答える時間も設けられ、サッカーの面白さについて聞かれた柏木は「サッカーは11人がつながらないと成り立たないスポーツだから、チームのコンビネーションがうまくいったときの喜びや、相手とのいろいろな駆け引きがあるところが楽しいです」と答えていた。スポーツと勉強のどちらを大事にすればいいかと聞かれた森脇は、先生がいる前で言いづらいけど、と前置きした上で「僕はサッカーが好きだったから、勉強よりもサッカーに費やす時間が多かったです。だけど、授業中は居眠りもおしゃべりもしない優等生な小学生でしたよ(笑)」と、彼らしく正直に、ユーモアを交えながら答えていた。





児童たちは、ふだんは聞けないプロサッカー選手たちの話に、ときに真剣なまなざしで、ときに思い切り笑って、学びを得ていた。また授業の最後には、選手からレッズのクリアファイルが一人ひとりにプレゼントされ、児童たちは大きな歓声を上げて喜んでいた。

このほか6年生の授業の前には、体育館で、校外のイベントのため不在だった5年生の児童を除く全校児童636人による選手を歓迎する催しや、授業後には、クラブ活動の見学などがあり、選手と児童たちの交流が楽しい雰囲気の中、行われていた。



【宇賀神友弥】
「小学校訪問に来るときは、自分たちが何かを子供たちに与えてあげられればと思って毎回来るんですが、逆にとんでもないパワーを子供たちからいただいています。自分たちがやらなきゃいけないことを小学校訪問で気付かされています。それから森脇君のすごさにもいつも気付かされます(笑)。次はガンバ大阪戦ですが、気負ってもしょうがないですし、そこまで考え過ぎずに自分たちのサッカーをできる準備をしていきたいと思います」

【柏木陽介】
「僕は毎年この小学校訪問をさせてもらっていますが、小学生と触れ合うことが僕たちにとって力になっています。今日も本当に元気な小学校だったので、僕らも元気をもらえましたし、すごく充実した1日でした。学校に着いたときに子供たちの声が大きかったことと、応援が嬉しかったです。それが1番印象に残っています。ガンバ戦は難しい試合になると思いますけど、最高の舞台が整った試合だと思いますので、しっかり勝って、みんなで喜びを分かち合えるようにしたいです。こういう時期は、イベントを入れるにはナイーブな時期かもしれませんが、やっぱり来て良かったと思いますし、自分のパワーになると感じました。学校訪問を行った後は結果も良かったような気がしているので、今日の経験がまた良い結果を招いてくれるのではないかと思っています」

【李 忠成】
「さいたま市の小学校訪問は初めてでしたが、子供たちはすごい元気があってパワーをもらえました。自分の人生経験を話すことで何かを感じてくれればという気持ちでしたし、その中でいろいろな意見交換ができたのは素晴らしいことでした。いま優勝争いをしている中で、やはりチームが優勝することによって、埼玉県全体が盛り上がるということが、子供たちからも感じ取れたので、次の試合は絶対勝たなければいけないという気持ちになりました。勝ってホームで決めたいですし、そのために自分たちもいま準備をしているので、本当にチーム一丸となって、チームというのは選手だけでなくスタッフやサポーターもそうですし、それは『街』だと思います。この街が一つになったら必ず優勝できると思いますし、本当に偶然ではなくて、いろいろな要素が組み合わさって優勝や勝利、またはゴールが生まれてくると思うので、その運をたぐり寄せることができるようにこれからあと1週間頑張りたいです」

【森脇良太】
「今日は楽しかったの一言ですし、この短時間でどれだけ浦和レッズと森脇良太を知ってもらえるかということに注意して行動しました。こうやって子供たちと出会うことによってたくさんのパワーをもらえたので、またこれを自分のエネルギーに変えてしっかり仕事場で頑張っていきたいです。横浜F・マリノス戦はホームで優勝できるチャンスを自分たちの手で勝ち取った試合でしたが、今度はホームでしっかりと自分たちの目標をつかみ取れるように頑張りたいです。どうなるか分からないのがサッカーというスポーツですが、自分たちのサッカーを貫き通せば、その先に良い結果が待っていると思います」


【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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