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「非常に面白い、ダイナミックな良いゲームだった」ミシャ監督

Jリーグ第21節 vsFC東京 試合後のコメント

「4-4というゲームの後で、特に日本という国のサッカーの環境ではなかなか難しいコメントになります。ヨーロッパであれば、4-4のゲームをスタジアムやテレビで観戦した方、すべての方が素晴らしいゲームであったと思うものです。ただ、私自身が心配しているのは、明日のメディアに4失点したことについての記事が出ることです。

今日のゲームが始まる時点で、我々のチームは(リーグ戦)14失点、東京は15失点ということで、この対戦は固いゲームになるのではないかと予想されていたと思います。今日は先制点を取った後、CKで追いつかれてから失点を重ねてしまいましたが、1-3になるまでは我々の選手たちがショック状態というか、ピッチの上で今何が起きているのかをなかなか把握できない、非常に難しい状況に陥ってしまいました。1-3になった後、選手たちは落ち着いて、自分たちのやるべきことをやってくれたと思っています。そうした中で、2点目を取ることができました。

後半は我々が相手を上回り、我々の攻撃的なサッカーを見せられたと思います。そうした中で3-3に追いつき、その後2度ほどあったチャンスを決めきれない中で、相手のワンチャンスで失点をしてしまいました。ただ、その後も追いつき、最後の方にマルシオ選手のいいチャンスもありましたが、不運なことに決めきれず、引き分けに終わったというゲームでした。

4失点ともナイーブな失点だったと思いますが、1-3とリードされた中から追いつき、もう1点取られても4-4にし、その後も選手たちは勝利を目指して良く戦ってくれました。逆転できるチャンスもあったと思っていますし、アウェイでこういった戦いをしてポイントを取れたことに関しては、 良い出来であると思っています。
見ている方に取っては非常に面白い、ダイナミックな良いゲームであったと思います。今日は日本代表監督が観に来られたという話も聞きましたが、代表監督も満足されて帰られたのではないでしょうか」

【質疑応答】
(失点を重ねた前半と比べ、後半にイニシアチブを取れた理由は?)
「1点目に関してはセットプレーでして、イタリア人、フランス人、誰が監督であっても変わりません。2点目の失点に関しては、那須と槙野がオフサイドを取りに行ったのかは分かりませんが、オフサイドになりませんでした。試合前には相手の14番は速い選手なので気をつけるようにという注意はしていましたが、ついていけばああいった形にはならなかったと思います。3点目の失点はPKで、判定には疑問が残っています。我々もPKを得ましたが、そのPKはベンチからは遠いところの競り合いでしたので、それが正しかったかのは分かりません。東京は前半には17番の選手が決定的なシーンを迎え、それが決まっていれば1-4でした。後半に関しては、4失点目以外は危険なシーンはなかったと思います。

試合に入る前、選手には相手のロングボールに気をつけること、あるいはセカンドボールをしっかりと狙っていくこと、そうしたことを注意していました。相手の守備に関しては、今日の試合を見た方は相手の守備が良かったと見られるかもしれませんが、我々が前半戦った印象では、選手も私も充分に打開できるものだと感じていました。それは時間の経過とともに相手の疲労が出てくるという計算もありました。相手は水曜日に天皇杯を戦っており、疲れもあってなのか、今日はそれほど東京の守備が良かったとは思っていません。

前半終了時には、私は逆転できるという感覚を持っていました。『相手にこれ以上得点を与えず、自分たちのやるべきことをしっかりやっていけば、サイドでも真ん中でも相手の守備を崩して得点できるから、自信を持っていこう』と選手たちには話をしていました。後半は選手たちが必ずやってくれると思っていましたし、もし4失点目をしていなければ、もしかしたら我々が勝利をしていたゲームだったかもしれません。我々は後半、充分に相手を上回れると感じていました」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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