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「素晴らしいチームであるということの証」ミシャ監督

Jリーグ第22節 vs鹿島アントラーズ 前日のコメント

「みなさんもご承知の通り鹿島は素晴らしいチームです。リーグの中でもベストなチームのひとつに数えられるチームです。個々を見ても、質の高い選手が揃っています。過去5年を振り返ってみても、何かしらタイトルを取っているチームです。
我々も素晴らしいチームであることは、今シーズンこれまでで見せることができていると思います。リーグ戦が始まる前は、今の我々のこの順位と鹿島のあの順位は予想がつかなかったことだと思います。我々が上位にいて鹿島が下位にいるという状況の中、ホームで鹿島を迎えられる。そういう状況をサポーターに提供できたことは非常にうれしく思っています。
やはり浦和レッズは素晴らしいチームであるということの証であると思います。
非常に厳しいゲームになると思いますが、私は選手たちが必ず良いゲームをしてくれると信じています」

【質疑応答】
(今日の練習の最後に、選手たちにかなり強い口調で檄を飛ばしていたが?)
「私の大きな声は聞こえませんでしたか?(笑)。私の声は聞こえたけど、通訳の声は聞こえなかったわけですね。それも作戦です(笑)。
負けナシが続いていた中で先週のゲーム、必要のない負けを喫してしまいました。負けに値するようなゲームではなかったとは思いますが、敗戦してしまいました。長く負けていないチームが負けると、頭の中に怖れる気持ちやネガティブに考える気持ちが出てきてしまいがちです。今週のトレーニングでも毎日選手たちに言ってきたのは、決してネガティブに捉える必要はないし、やってきたことを信じ続けていくだけだということです。自分たちのサッカーを貫くこと、日々サッカーができる喜びを感じながらサッカーを楽しんでやるということを言ってきました。
先ほど、明日の鹿島戦についてコメントしたように、鹿島は素晴らしいチームです。ただ、浦和レッズも素晴らしいチームです。私自身は明日のゲームでとにかく自分たちの普段やっているサッカーを出すことと、みんなが『男』であるということを見せろということを、選手たちに言いました。
相手チームをリスペクトすることは常に必要ですが、どのチームに対しても怖れることはないということを、話しました」
(現在、上位に付いているが、これは予想していたことか?それとも遅いくらいか?)
「サッカーというスポーツはきっちりとプラン通りにすべてがいくものではありません。この6ヵ月の浦和でのチーム作りの進行を見ると、広島での2年ぐらいの速度かなと私自身は見ています。
ただ、置かれている状況というのは私が指揮をしていた広島と今の浦和では違います。日本で指揮を執るのは今シーズンで7シーズン目になりますが、これまでの経験を通して、私自身がどう指導していけばいいのかという部分で変化してきたところもあります。チームを取り巻く環境も違います。広島では結果よりもチーム作りということをより重点的にやってきましたし、浦和はチーム作りをしながらも結果を求められるチームです。そういった経緯があっての、今のチーム作りです。
広島ではチーム作りに対して、極端に攻撃的なチームを強調してやってきましたが、ここ浦和では攻撃的な部分と守備的な部分を少しミックスした形でチーム作りをしています。チーム作りをしていく段階で結果が出ない状況が続いてしまえば、周りの圧力が大きくなってしまうからです。ある程度、結果を出していかなければいけないという状況でのチーム作りであり、それが今の順位につながっている部分があると思います。
選手たちはそういう中で、非常に早く私が求めるものを吸収し、学んでくれていると思います。
あまりレフェリーに関してのコメントはしたくないのですが、前節と前々節に関しては、微妙な判定に泣かされた部分はあるのかなと思います。たらればの話ですが、それがなければ、さらに上位にいれるポイントが取れたのかなと思います。そういったこれまでの経緯はありますが、選手たちは本当によくやってくれていますし、そんな彼らを誉めたあげたいと思っていますし大事に思っています。そして非常に愛情を持っています」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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