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「相手を上回って勝利に値するゲームができた」ミシャ監督

Jリーグ第23節 vs清水エスパルス後のコメント

「埼玉でのホームゲームの際には清水に1-0で勝利しましたが、試合後に相手の監督さんから我々の戦い方について若干批判的なコメントがありました。それに対して私自身、何かを言うというのは私のスタイルではないので、私の同僚でもある清水の監督さんに対してこれからの試合の幸運を祈りますとコメントしたいと思います。
今日の試合、相手を上回って勝利に値するゲームができたと思います。後半、押し込まれる時間帯が少し長くありましたが、相手が前掛かりになってリスクを負ってくる中でカウンターで3点目を取れていれば、試合は終わっていたというゲーム展開だったと思います。こういう試合展開で後半押し込まれるということを我々は言われがちですが、3点目が取れていればというゲームだったと思います。
試合ごとにチームや選手たちが成長していることを感じます。見ているサッカーファンのみなさんも、それを感じ取れているのではないかと思います。しかし6ヵ月間という短い期間の間ですべてを学ぶことは、選手たちはできないでしょう。それができるのならば、シーズンの終わりに私は首を切られてしまいますから(笑)。」

【質疑応答】
(PKをマルシオではなく阿部が蹴った理由は?また、PKの瞬間、監督自身は下を向いていたように見えたが?)
「グラーツで監督をしていた時代、2回ほどカップ戦の決勝でPKで負けた過去があります。そういう私の歴史があったのと、磐田戦でマルシオがPKを蹴った際に私が見ていたら、マルシオがPKを外したので、やっぱり見ない方がいいだろう、と。そういった経緯があって、PKのシーンは見ませんでした。蹴った後、自分たちのサポーターを見たら喜んでいたので、それでゴールを感じることができました」
(押し込まれた時間帯に守り切れた要因は?)
「前半2-0でリードしていた展開で後半は相手も攻撃的に来るだろうし、押し込まれる試合展開になるだろうと思っていました。過去の試合のように失点しなかったのは、より選手たちが集中して、点をやらないぞという強い意志があった結果だと思います。
後半押し込まれる展開になるということを、ここ最近の試合ではみなさんからよく言われますが、ここ3、4年チームがあまり良い成績が残せず、特に昨シーズンは降格争いをしたチームが6ヵ月ですべてができるようになるわけではありません。そういったことをみなさんは忘れがちだと思います。なぜうまくいかないのかと質問をされますが、チームはすべてが1回でうまくいくわけではありません。
そういったことはメンタル的な部分ももちろんあると思いますし、トレーニングの中で改善していくのはなかなか難しいことでもあります」
(梅崎のシャドーの位置でのパフォーマンスについては?)
「非常に良いプレーをしていたと思います。運動量、そして攻撃の部分で質の高いものを見せてくれたと思います。次のゲームを迎えるにあたって、シャドーのオプションが1つ増えたかなと思っています」
(「試合ごとに成長している」と言っていたが、今日のゲームで具体的なものがあれば)
「チームは試合ごとに成長してはいますが、まだまだ学ばなければいけないことは多いです。もちろん勝てば、良かった点というのはいくつも挙げることができますが、勝った中でも反省点というのはあると思います。シーズンの残りは11試合ありますが、1試合1試合が非常に厳しいゲームになっていくと思います。地に足を付けて、これからも日々トレーニングに集中していかなければいけません。
まだまだチーム、選手を誉めるのは早いのです。まだまだ学ぶべきことはたくさんあります。我々のチームはまだプロセスの段階にあります。私はそうでないことを祈りますが、プロセスの中で戦っているので、次の3試合は負けるかもしれないし、勝つこともあるかもしれない。我々のチーム、あるいはクラブに関しても、まだまだ目指すところの途中にあります。そういうわけですから、とにかく日々集中してやっていくだけです」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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