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「全員で戦い、サポーターに勝利をプレゼントしたい」ミシャ監督

Jリーグ第34節 vs名古屋グランパス 前日のコメント

「明日は最終節ということですが、1年間はあっという間に過ぎました。今シーズン、皆さんとともに1年を通して、良い仕事ができたことに感謝しています。
私自身、間違いなく皆さんとともに来シーズンも良い仕事ができるのではないかと思っています。
明日の名古屋戦ですが、両チームともに最終節で3位を争うという試合になりました。両チームともに前節、敗戦している中での、最終節です。名古屋は鹿島に、浦和は鳥栖に負けました。立ち位置としては同じような形での最終節です。そして両チームとも明日のゲームは勝たなければいけない、勝つことでしか3位という順位を獲得できない条件のもとでの試合になります。
名古屋は素晴らしいチームです。5シーズンかけて素晴らしい指導者が作り上げた、素晴らしいチームだとみています。日本でもっとも強いチームのうちのひとつに数えられるチームだと思っています。
ここ数年、最終節でこうして何かをかけて戦う、あるいは上位で戦うということがありませんでした。今年は最終節でインターナショナルな大会の出場権を得られる、何かをかけて戦うことができる最終節です。我々はそれを勝ち取るために明日、全員でとにかく戦いたいと思いますし、最後に勝利して、我々のサポーターに勝利というものをプレゼントしたいと思っています」

【質疑応答】
(名古屋グランパスは個人の力もあって空中戦も強いチームです。組織力は浦和の方が上だと思いますが、勝つためのポイントについては?)
「もっともサッカーで重要なことは走ることです。シーズンも終盤にきて、選手も蓄積された疲労がある中で今、戦っています。それは体だけではなく、頭の方も非常に疲れていると思います。そういう中でもう一歩、踏ん張って走れるかどうか。そこが非常に大事です。あとはしっかりと規律を持って全体としてまとまってプレーできるかどうか、です。
どの場面でどういくか、というのもありますが、相手にプレッシャーをかけるために前でも後ろでも、真ん中でも、とにかくコンパクトに、全体が連動して動くことが必要になってきます。相手には個人の能力が高い選手がいるので、時間とスペースを与えれば、1対1の場面では軽く抜いてきます。
しっかりとコンパクトにして、スペースと時間を与えない、そして味方の選手が抜かれたとしても、しっかりとカバーにいけるような守備が必要になってくると思います。そういったところを明日、しっかりとできれば、我々にとっていい方向に向いてくるのではないかと思います」

「最後に私の方から話をさせてください。明日は満員のスタジアムになると思います。そういった環境の中で試合ができるのは浦和レッズしかないでしょう。その浦和レッズで仕事ができるのは、選手であっても監督であっても、本当に幸せなことだと思います。そういった環境を与えられていることに、私は非常に感謝したいです。
2006年、私が日本に来た年ですが、浦和レッズは最終節、満員のスタジアムでガンバ大阪と優勝を争っていました。私はそれをテレビで見たのですが、満員のスタジアムの、素晴らしい雰囲気の中で浦和レッズは試合をしていました。私は、いつか、ああいったところで監督としてチームを率いたいと夢見たものです。それが明日、実現すると思うと、私自身、非常にわくわくしています。当時は優勝を争った戦いでしたが、明日は残念ながら3位を争う試合になります。それを実現できるように、とにかく全力を尽くしたいと思います。
そして近い将来、優勝を争うような、そういった舞台を実現させたいと思っています。その日は、来ると思います。そういった状況を作り出せるのも浦和レッズしかありません。浦和レッズが日本のサッカーを牽引する存在でありたいと思いますし、そうあってほしいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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