19日(土)、浦和レッズは敵地・県立カシマサッカースタジアムで鹿島アントラーズとの対戦を迎える。勝ち点1差で3位と4位の直接対決であり、大一番の試合だ。FW興梠慎三は昨季まで鹿島に所属し、今季からレッズの一員となった。ホームでの対戦でも得点を挙げている不動の1トップに、鹿島に乗り込んでの古巣対決となる試合への思いを聞いた。

「鹿島のセンターバックをやっている2人の特徴は分かっているつもりですし、自分にとってやりにくい相手とは思っていません。こちらがイージーミスをすれば決定力のある選手がいますから、それはしないようにしたいです。自分は簡単に叩いて周りを使いたいですし、足下に入ったら簡単にプレーをして、あとは裏のスペースで勝負したいと思います。元気と陽介がフリーになる場面も多いと思います。一人一人がどれだけハードワークできるかがすごく大事だと思いますし、1つのチャンスをどれだけしっかり決められるかです。
カシマスタジアムは自分が鹿島にいたときはやりやすかったですが、こうやって違うチームの一員としてカシマスタジアムでやるのは独特な雰囲気があると思います。拍手はされないと思いますが、個人的には自分が点を取って勝つのが理想です。スッキリとしたゴールを決めたいですね。ただ、勝ち点3が取れればどんな形でも誰が点を取ってもいいので、勝ち点3を取りたいです。
鹿島戦だからということよりも、勝ち点3を絶対に取ることです。負ければかなり優勝から遠ざかりますし、これ以上首位との勝ち点差が離れることはできません。天皇杯で敗退して1つタイトルを逃してしまいましたし、あとはJリーグとナビスコカップでいい結果を出すしかありません。天皇杯で勝てなかった悔しさを次の鹿島戦にぶつけたいです。大宮戦、川崎戦とすごく良い試合内容でしたし、それを鹿島戦で出せれば勝ち点3を取れると思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】