ここまで公式戦9試合中8試合に出場し、ミシャ監督のサッカーの重要なピースの一つとして、効果的なチームプレーを見せている興梠慎三。湘南ベルマーレ戦を前に、個人として期待されていることを念頭に置きつつも、まずはチームの勝利のための約束事に徹することを語った。

【興梠慎三】
「相手は今年J1に上がってきたという意味では勢いのあるチームだと言うこともできるし、前からプレッシャーをかけてくるかはまだ分からないですけど、それぞれが1対1の部分で怖がらずに、どれだけタイトに戦っていけるかが重要だと思います。やっぱり、勝ちたいって気持ちが強い方が勝つと思うし、そういう面で上回っていきたいです。
監督から言われましたが、シュートを打ったときに誰も詰めていないということが何度かあったので、前線の3人は特に意識しないといけません。監督からも「1人が打ったときは、残り2人が必ず詰めろ」と言われました。どの試合でもそうですけど、こぼれ球への反応はしっかりしていかないと。それで決めても1点は1点ですからね。
それと、今日（開催されたJリーグで）F・マリノスが勝ったということも聞いたので、離されないように食い付いていきたいと考えています。リーグ戦に限らず全部のタイトルを取りにいくつもりで浦和に来ました。優勝争いをする上では、1日1日の練習がすごく大切ですし、そういう日々を過ごして、みんなで優勝を味わいたいです。リーグ戦ではここまで良い結果で来ているので、明日はホームですから絶対勝たないといけないですし、個人のことよりもチームの約束事をしっかりやって、チームの勝利と共に個人の結果が付いてくればと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】