20日(土)、浦和レッズは柏レイソルとJリーグ第24節のゲームを戦う。今季、柏に対して2敗している中で迎えるホームゲームは、是が非でも勝利が欲しい一戦だ。前節の清水エスパルス戦で1ゴール1アシストを記録したのが森脇良太は、チームにとって明るいムードメーカーである。その一方、ピッチでは闘う気持ちを前面に出し、積極的なプレーが持ち味である森脇良太が、週末のゲームへの意気込みを熱く語った。

「柏レイソルには今シーズン2回負けてしまっていますから、3敗してしまうことは許されないことだと思っています。まして、ホームでの対戦ですからなおさらです。2試合を振り返っても、アグレッシブに自分たちのリズムでやっている中で、ちょっとしたミスから失点をしています。良いゲームができていないわけではないですから、今度の柏戦は結果を求めるだけだと思っています。もちろん内容も大事ですが、結果を求めて戦うべきゲームだと思っています。

柏戦で始まるこの3連戦は、非常に大事です。どういう戦いをして、どれくらい勝ち点を取れるかが今後を占うポイントになります。その最初の試合ですから、良い勢いをつけるためにもホームでしっかり勝ちたいです。チーム全体として無失点にこだわって試合に入っていきたいと思います。

この前の清水戦で得点に絡むこともできて、良いリズムで臨めると思います。アシストになったプレーも、良いパスが出せたこともそうですが、その前のトラップで前を向けるかが重要でした。視野を前に向けることで前の選手も動きやすくなりますから、いかにして前を向いてプレーするかにこだわっていきたいです。今は良いイメージでプレーできていますし、思い切りの良さが得点につながっています。そういうリズムは大切にしたいです。

今、運良くリーグで2試合連続ゴールできていますが、だからといって今後も良いプレーができるというわけでもありません。その試合でいかに運動量の多いサッカーをして相手を圧倒できるか、それを毎試合やっていかなくてはいけません。自分が得点を取ったことや、チームが良い流れにあることにあぐらをかくことなく、気持ちを込めて戦っていきたいです。

しっかりと戦って最後にみんなが喜ぶというのが、自分もチームもサポーターも待ち望んでいることだと思っています。90分間を後悔のないように、自分たちのサッカーを貫きたいです。それは後ろからつなぐことだと思われがちですが、球際で戦い、ディフェンスでも圧倒するのが浦和レッズのスタイルだと思っています。ホームゲームでたくさんのサポーターが後押しをしてくれるわけですから、キックオフの笛から90分間それを出し続けたいです。そうすれば、必ず勝利を手にできると思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】