30日(土)、浦和レッズは大宮アルディージャとの『さいたまダービー』を戦う。7月中旬にリーグが再開されてから2シャドーの一角としての起用が続き、前節のFC東京戦でも鮮やかな先制ゴールを決めたのが梅崎 司だ。今季のリーグ戦全試合に出場を続け、レッズの攻撃の中心を担うアタッカーが週末のダービーへの意気込みを語った。

「さいたまダービーはモチベーションの高いゲームですし、大宮がいつも以上の力を出してくる戦いです。ボール際での争いも激しいですから、まずは気持ちの部分で負けないようにやっていきたいです。

個人的に今のプレーの感触は悪くないです。前節のFC東京戦のゴールも狙いどおりでしたし、イメージどおりのシュートができました。今の体のキレであれば、1対1の場面でも相手を外していける自信はあります。良い感覚がつかめていますし、チームとしてのコンビネーションだけではなく、個人での突破をどのタイミングで出せるかもポイントだと思っています。もちろん、そうなり過ぎてしまえば攻撃が難しくなる部分もあるので、周りを生かしながら自分も生かされて、相手の状況をしっかりと把握しながらプレーしてチャンスを狙っていきたいです。

コンビネーションの面では、シャドーの2人でどちらかがボールを引き出し、どちらかが前を狙うところを意識しています。うまくフリックできるポイントに入って、3人目の選手がそこに絡んでくる意識を持っています。それはアンテナを常に張っていないとできないプレーなので、もっと精度や判断を高めなければいけないと思っています。

チームが首位にいる中で迎える夏休み最後のホームゲームですが、子供たちがしびれるようなプレーやゲームを見せたいです。一つひとつのプレーに興奮できるようなものを見せたいですし、そうしたものに大きな価値があると思います。サポーターの皆さんにたくさん来ていただけるようなプレーをしていきたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】