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明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 vsボルシア・ドルトムント「惜敗するも、世界に通用するシーンを見せる」

15日(土)、19時13分から埼玉スタジアムにて、明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017 ボルシア・ドルトムント(ドイツ)戦が行われた。

12日に天皇杯3回戦を戦った浦和レッズは、中2日でのタイトなスケジュールの中、“ワールドチャレンジ”という貴重な機会に、選手たちはモチベーション高く試合に臨む。

一方、試合前日に来日したドイツの名門ドルトムントは、日本代表の香川真司が負傷の回復が間に合わずベンチを温めたものの、ブンデスリーガ得点王に輝いたFWオバメヤンなど、豪華メンバーをピッチに送り出してきた。

レッズは相手をややリスペクトしすぎたのか、様子をうかがう時間が多く、ドルトムントの攻勢を受ける立ち上がりとなった。

しかし、徐々にレッズらしいコンビネーションやサイドチェンジからの攻撃を出し始め、22分、関根のクロスに合わせた武藤のシュートが惜しくも右ポストに当たった。そして24分、柏木の右CKから中央で興梠が合わせ、先制弾を叩き込んだ。

さらに、前半終盤の37分、宇賀神のリターンパスをエリア内でラファエル シルバが狙うもGKに防がれ、追加点のチャンスを逃した。44分には、再びセットプレーからチャンスを迎え、柏木の右CKが相手DFに当たって流れたボールを武藤が押し込もうとするが、惜しくもサイドネット。前半は1-0で折り返した。

後半開始から、レッズは那須、駒井、ズラタンを送り出した。続いて64分には梅崎、高木、矢島、長澤を投入し、レッズは交代枠をすべて使い切って勝利を目指した。

だが、76分、後半に投入され存在感を見せていたエムレ モルにドリブルでエリア内に侵入されると、シュートを流し込まれて同点にされる。さらに79分にもエムレ モルに追加点を奪われてしまう。

85分、高木の左CKを遠藤がフリーで合わせて同点に追いつき、意地を見せるも、その3分後、レッズのクリアミスをアンドレ シュルレが見逃さず、ゴールを決め、再び1点のビハインドを背負った。レッズは最後までゴールを目指すが、ラストチャンスとなったズラタンのシュートは枠を超え、2-3で試合を終えた。

5万8327人以上が訪れた埼玉スタジアムで、レッズは強豪を相手に終始チャレンジして2ゴールを挙げ、世界に通用するシーンを見せた。

レッズの次戦は、7月22日(土)19時から、ヤンマースタジアム長居にて繰り上げ開催される、明治安田生命J1リーグ第22節 セレッソ大阪戦となる。

【遠藤 航】
(ゴールシーンを振り返って)
「負けている状況で点を取りたいとは思っていました。うまくニアに行って、相手が食いついたところをファーに外せたので良かったです。トシ君(高木)のボールが本当にいいボールだったので当てるだけでした」

(ドルトムントと対戦した感想について)
「まだ始動してすぐだと思うので、コンディションも上がっていないと思いますが、こういう状況を楽しみながら個人でいいプレーを出すところと、チームとしてもしっかり戦えるところを見せたいという話はしていたので、そこはある程度は出せたと思います。ただ、失点の場面では、最後は自分のミスでしたが、1点目や2点目は個人のうまさだったり、最後のシュート精度は肌で感じることができました。やられて悔しい部分と、これからのリーグ戦に生かせると思いました」

(競り合いでやりづらさを感じた選手は?)
「途中で入ってきた9番の選手は、一瞬の速さだったりうまさを感じました。マッチアップしてみたいと思いましたし、ああした若い選手が世界には多くいるんだろうなと思いながらやっていました。

槙野君も1対1に強い選手ですけど、その槙野君が抜かれてしまうのを見るというのは、ある意味珍しかったです。シュートもうまかったですし、簡単に決めてくるような選手でした」

(来週からJリーグが再開するが?)
「僕らは今日試合があって良かったと思います。次の試合まで間があくよりは、試合をやっていい刺激が入った方がいいと思います。世界のトップクラスのチームと対戦できたことは、次のリーグ戦に生かしていけると思います。チームとしても個人としても、しっかりとリーグ戦に勝っていけるようにいい準備をしてがんばりたいです」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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