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上海上港 試合前日公式会見

10日(月)、埼玉スタジアムでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017 グループステージ MD4 浦和レッズvs上海上港の試合前日公式会見が行なわれ、上海上港からは、アンドレ・ビラスボアス監督とMF蔡慧康(ツァイ・フイカン)選手が出席し、報道陣からの質問に答えた。


【アンドレ・ビラスボアス監督】
「明日の試合は、チャンスを掴んで勝利したいと思います。明日は、グループステージを突破するために最も難しい試合になるかもしれません。全力を尽くしたいと思いますし、なるべく早めにグループステージ突破ができることを期待しています。ただ浦和レッズは、高い質を持っているチームですし、明日はアウェイでの試合になります。浦和レッズには多くのサポーターがいますので、難しい試合になると思います」

【ツァイ・フイカン選手】
「チーム全体で準備が整っています。先ほど監督も話していましたが、明日は難しい試合になると思います。浦和レッズはアジアでも有名なクラブですし、アウェイゲームになりますので、スタジアムの環境やサポーター、あるいは審判など、すべての準備を我々は考えています。グループステージをいち早く突破できるように準備し、ホームでの浦和レッズ戦よりもいいパフォーマンスをしなければいけないと思います」

【質疑応答】

【ツァイ選手への質問】
(足をケガしていると思うが状態はどうか?)
「80パーセントから90パーセントは回復したと思います。自分の感覚としてはいい感覚です。明日は力を尽くして頑張りたいと思います」

【アンドレ・ビラスボアス監督への質問】
(フッキ選手のケガの状態と明日の試合には出場できるか?)
「今日の練習のときにもう一度確認して、明日の試合に出場できるかどうか判断したいと思います。幸運なことに大きなケガではないと思います」

(最近、失点が多いが、明日の試合に向けて特別な戦術はあるか?)
「今までと同じやり方で明日の試合に臨みたいと思います。我々は最近ディフェンスの部分で、悪くないと思っています。ディフェンスの4人のコミュニケーションも非常にうまくできていますので満足しています」

(前回、浦和レッズと対戦して、どのような特徴があるチームだと感じたのか?)
「浦和レッズというチームは、非常に攻撃的なチームだと思います。今の時代でこんな攻撃的なサッカーをできることは、非常にすばらしいものだと思います。攻撃のパターンもたくさんあります。これは、浦和レッズの監督のおかげではないかと思います。彼らがずっと攻撃的なサッカーをやってきて成功したことになると思います。現在は、3-4-3のフォーメーションになっていますが、選択肢がたくさんありますし、ピッチをなるべく広くして、スペースを使うサッカーだと思います。すべての選手が、これを意識しながら攻撃しているので、現在、J1リーグで20点以上の得点を決めています。またディフェンスはおそらく以前より変わっているところがありますので、もっと安定したサッカーができるのではと思います。攻撃的サッカーであり、そして監督が同じことをやり続けているということが、浦和レッズの印象です」

(監督がこのチームで目指すサッカーは?)
「上海上港を常に勝つチームにしていきたいと思っています。チームと契約するときにこのような話をしました。これは当然のことですが、すべてのチームがいい成績を収めたいと思っています。チームからの希望は、なるべく早めに何とかタイトルを獲りたいということです。さらにできるのであれば、今年実現したいと言われました」

(外国籍選手と中国人選手とうまく融合するために工夫していることは?)
「我々は、コントロールとパスサッカーをこれからやっていきたいと思っています。これは中国人の選手と外国籍の選手との間で、チームワークが非常に重要だと思っています。そのためにピッチの中でも外でも、中国人選手と外国籍の選手がいい関係を作らなければいけないと思っています。もちろん、これは我々の仕事の一部です。そのために、チームの中で、チームワークという雰囲気を常に気をつけていかなければと思います。

外国籍の選手は、試合の途中でゴールを決めたり、違いを作ったりしますが、これはチームの他のメンバーが一生懸命努力したおかげです。もちろん個人のパフォーマンスは重要だと思っていますが、常にチームワークを大事にしていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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