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リーグ再開初戦1-0で勝利し、6試合連続完封

19日、浦和レッズはJリーグの再開初戦となる第15節アルビレックス新潟戦を、ホーム・埼玉スタジアムで戦った。前半に先制したものの、後半は守りの時間が長くなる苦しいゲームとなったが、1点を守りきりレッズが勝利を収めた。

レッズは右アウトサイドで平川が先発し、梅崎がシャドーの一角に入り李がベンチスタート。他は先週末の天皇杯2回戦・浦安SC戦と同じメンバーが名を連ねた。

夕方から降り始めた雨はウォーミングアップが進む内に本降りに。強い雨がピッチを濡らす中を18時4分にレッズボールでキックオフされた。

立ち上がりの8分に接触プレーで傷んだ興梠が李と交代するアクシデントがあったが、レッズは落ち着いてゲームを組み立てる。阿部と青木のダブルボランチが那須の両脇に降り、2トップでプレスを掛けようとする新潟に対して数的優位を作り、ドリブルで持ち上がって相手守備の基準点をズラしていく。

そして16分、レッズが先制に成功する。青木がカットしたボールを那須が柏木にパスをつなぐと、後方から一気に駆け上がる平川を確認した柏木はボールをスルー。前方に広がった大きなスペースを平川がドリブルで駆け上がって低くて速いアーリークロスをゴール前へ入れると、相手DF松原のオウンゴールを誘い1-0とした。

しかし、レッズの攻撃も得点シーン以外は前線で厳しいマークを受ける場面が目立ち、シュートまで持ち込めない展開が続く。逆に、ボールを失った後に中央にできるスペースからカウンターを受ける場面もあり、ゲームは一進一退の様相を呈した。その中でバックライン裏にこぼれたボールから鈴木武蔵がGK西川と1対1になるピンチを迎えたが、鋭く飛び出した西川がシュートをブロックし、1点リードでハーフタイムを迎えた。

後半は1点を追う新潟が主導権を握る時間帯が長いゲーム展開となった。立て続けにゴール前でピンチを迎える中を、GK西川と3バックを中心に必死に耐えていく。新潟のボランチのレオ シルバが前線に顔を出す回数が増え始めた後半半ばの67分、ミシャ監督は平川に代えて啓太をピッチへ。梅崎を右に出し、啓太をシャドーに入れて中央の守備力を強化した。

それでもゲームは新潟が一方的に攻撃する展開が続く。決定的なピンチを必死のシュートブロックやGK西川のセーブでしのいでいく中、77分には梅崎に代えて関根を投入。このタイミングでレッズは啓太、阿部、青木の3ボランチに変更。中盤のブロックを厚くすると、ゴール前に入り込まれる場面は少なくなっていった。

試合終盤、レッズは前掛かりになる新潟の裏のスペースへボールをつなぎ、途中出場の啓太や関根が走り込んでボールをキープする時間を作り出す。そしてこのまま試合は終了し、苦しみながらも1-0でレッズがリーグ再開初戦を飾った。

このゲームでレッズはリーグ戦での連続無失点試合を6試合に伸ばし、J1最多タイに並んだ。試合後のスタジアムにはオーロラビジョンに出た『Nice Shut Out!!』の文字とともにGK西川へのチャントが響き渡っていた。

レッズの次戦は中3日で迎える7月23日(水)、第16節徳島ヴォルティス戦。試合はアウェイの鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで19時にキックオフされる。

【青木拓矢】
「しんどいゲームでしたが、勝ち点3を取れたことを前向きに捉え、次の試合もしっかりと戦えればと思います。速い攻撃というものはキャンプで練習してきましたし、オウンゴールとはいえ、その形は出せたと思います」

(試合に出るようになってチームも結果が出ているが?)
「勝っているのはみんなが普段から良いトレーニングをしていて、それがゲームでも出せているからだと思いますし、後はチーム一丸となって、踏ん張るところを踏ん張り、粘り強く戦えていることが結果につながっていると思います」

(中盤でのボディコンタクトやボールの出所で上回れていたと思うが?)
「球際で負けないということは試合前からみんなで話していましたし、そこはすごく意識していました。攻守の切り替えも意識しました。レオ シルバの対応についても昨日から話していましたし、それがうまくいったのかは分かりませんが、ゴール前で相手のチャンスになったというのは、前半にクリアボールをはじかれたところからのシーンくらいで、スライドも速くできていましたし、うまく守れたとは思います」

(中盤で奪って持ち上がるシーンもあったが?)
「あれは僕のストロングポイントでもありますし、これからもどんどんやっていけたらと思います」

(やっとフィットしてきた感じ?)
「出遅れて長い期間チームに入れず、練習もできなかった時期があり、その部分をキャンプを通じてできたということは大きかったと思います。ただ、まだまだミシャ監督のサッカーについて学ぶものはたくさんあります」

(1-0という結果については?)
「守りきるという試合は中断前からもありましたし、1-0で勝つことが多いのは自信を持っていいところだと思います。次の試合も絶対に落とせないので、勝って勢いに乗っていきたいと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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