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ミシャ監督 清水戦前日会見

明治安田生命J1リーグ 第12節 清水エスパルス戦 試合前日のコメント

「明日対戦する清水エスパルスは、他の対戦相手も同じですが、我々のホーム・埼スタで、何かやってやるぞ、という高いモチベーションでくると思います。清水は前線に個人の能力が高い選手をそろえた非常に危険な選手がいるチームです。ただ、我々は今週、練習を通して非常にいいトレーニングが積めましたし、いい準備ができたと思っています。明日の試合は、全員で勝ち点3をしっかりつかみ取りたいですし、選手たちはそのためにすばらしいゲームを見せてくれると思います」

【質疑応答】
(すぐにAFCチャンピオンズリーグが控えているなかでの一戦で、非常に大事な試合になると思うが?)
「チームにとっては、目の前の相手が最も重要な相手です。常に、自分たちは目の前の相手を全力で倒しにいくことを考えて戦わなければなりません。先を見すぎて目の前の相手が見えていなければ、それは問題だと思います。やはり、目の前の試合を一番大事なゲームとして、全員で戦わなければいけないと思います」

(前節のアルビレックス新潟で右センターバックに宇賀神選手の起用をしたが、なぜそこに起用したのか?)
「基本的に、我々に対してどのチームもほぼ同じような戦い方をしてくることが理由です。相手が自陣でスペースを消して守備的な戦い方をしてくるのであれば、我々も人数をかけて攻めなければ、相手の守備を崩すことはできません。みなさんもご承知のとおり、我々のチームには、典型的なストッパータイプの選手はいません。守備的な選手でも、攻撃の能力を兼ね備えています。ストッパータイプの選手だけでは、相手の守備を崩すことはできません。我々のストッパーの選手は、ときとして、非常に高い位置まで出ていってクロスを上げるとかシュートを打てる位置まで進出する役割があり、その適正がある選手を起用します。右のストッパーのポジションは、那須選手や阿部選手はできなくはないですが、あまりそこのポジションで適正とは言えません。

例えば、駒井選手があのポジションに入っても我々の攻撃は機能すると思いますし、あるいは関根選手や宇賀神選手が入っても十分にできます。私が最初にサンフレッチェ広島で指揮を執った際、広島の方たちもなかなか私の考え方が理解できなかったのではないかと思います。例えば、ボランチ選手やFWの選手をストッパーで起用しました。それまで違うポジションで起用していた選手が後ろのポジションになったというのは、なかなか当時の考え方では理解できなかったと思います。そういうなかで、広島も私の考えを理解してくれ、一つ一つ積み重ねていきました。

うちのチームであれば、例えば遠藤選手や那須選手、阿部選手が、サイドで1対1でドリブルで仕掛け、ペナルティーエリアに侵入していくプレーをできなくはないと思います。しかし誰がより適正なのかを考えて起用しています。我々の戦術では、サイドの選手により特別な能力を求めています。我々は、相手の守備を崩すためにサイドの選手は、しっかり幅を作ることを狙いとしています。

また我々のチームのサイドで特別に求められる能力は、ドリブルで仕掛けて相手を抜き去り、ときにはシャドーのポジションに入っていき、自らシュートを打つような仕掛けができる力を求めています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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