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16.11.03


ミシャ監督 横浜F・マリノス戦試合後会見

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明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第17節 vs横浜F・マリノス 試合後のコメント

「まずは、私がここに入ってくるにあたって、拍手で迎えていただいて、ありがとうございます。なかなか慣れないですけど、ようやく、年間勝ち点1位というものを獲ることができました。

今日の横浜F・マリノス戦は厳しい、難しいゲームになると思っていました。横浜F・マリノスは、ここ最近は若い選手を起用しながら、運動量とハングリーさと、より規律を持って戦っているチームです。ここ最近のF・マリノスのゲームを見て、今日のゲームが簡単ではないと思っていました。

我々は今日のゲームというのは、他会場の結果を気にすることなく、勝利するために闘うという姿勢で入っていきました。前半は相手陣内で激しくプレッシャーをかけてボールを奪ってという、我々の狙いとする形を出せたのではないかと思っています。

ただ、相手にプレッシャーをかけてボールを奪うところまではうまくいきましたけど、その後のショートカウンターの精度がよくありませんでした。ボールを奪ってから失うまでが少し早かったと思いますし、そこでの精度が前半は足りませんでした。ゴール前での崩しのアイデアだったり、奪ってからの質というものだったりが足りなかった前半でした。

選手たちは今日、平常心を持って戦おうという気持ちは強かったと思いますけど、満員のスタジアムで、絶対に勝たなくてはいけないゲームということで、若干、緊張があったのか、硬さがあったのか、慎重だったのか、いつもよりアイデアや柔軟さが足りなかった前半だったと思います。

やはり、相手のペナルティーエリア付近、あるいはペナルティーエリアに入ってからのラストパスの精度は、前半は特によくありませんでした。その部分で言えば、今日はプレッシャーが非常に多くかかった中で、選手たちの緊張感から来る精度の低さにつながってしまったと思っています。

ハーフタイムに選手に言ったことは、質を上げよう、相手ゴール前での落ち着き、精度を上げていこうということでした。後半に入っても前半と同じく、我々が主導権を握りながら落ち着いて相手を押し込む中で、いくつかチャンスはありましたが、それを決めきれない中で、0-0で進みました。相手の少ないチャンスから、齋藤選手が放ったシュートを(西川)周作がよく止めてくれましたけど、あのような際どいシュートがあった中でも、選手たちは落ち着いてゲームを進めてくれたと思います。そして、我々は1-0でリードすることができました。

その後には、追加点を取らなければいけない場面が何回かあったと思いますけど、その中で同点に追いつかれてしまいました。本来であれば、ああいった失点をしてはいけないと思います。相手にはほぼチャンスはなかったと思いますけど、少ないチャンスを決められるというのは、今後の戦いの中で、あってはいけないと思います。しっかりと分析をした上で、反省をしていかないといけないと思います。今日のゲームでそれが起こったことは、私は前向きに捉えたいと思っています。

今シーズン、74ポイントを取って、年間勝ち点1位を勝ち取ってくれた選手には、私は非常に感謝しています。心から、彼らを称賛したいと思っています。我々は昨シーズン、天皇杯を戦い、そこから非常に短いオフのあとに、今シーズンをスタートしました。非常に厳しい日程を戦った、Jリーグでも最も厳しい日程を戦ったチームのひとつではないかと思います。そうした厳しい日程のシーズンの中で、選手たちはすばらしい内容のゲームと、結果をもたらしてくれました。浦和レッズが年間勝ち点1位に値する、それだけのプレーと結果を、選手たちは残してくれたと思っています。そうした結果を残してくれた選手たちに、大きな感謝をしたいです。

それと今シーズン、決して簡単ではなかったシーズンを最後まで後押ししてくれたファン・サポーターのみなさんにも、感謝をしたいと思います。今シーズン、我々浦和レッズは、すばらしいモザイク画を完成させることができました。その中心にあるのは、選手とファン・サポーターであると思っています。私、そしてクラブ、それ以外のスタッフは、小さい、モザイク画の一部です。選手とファン・サポーターが作り上げてくれたすばらしい絵に、私自身感謝したいと思いますし、それを見て、幸せになりたいと思っています。

やはり、この成功の一番大きなファクターは、選手とファン・サポーターです」

【質疑応答】
(まだチャンピオンシップが残っているが、ミシャ監督の心の中では、レッズが本当のチャンピオンだと思っているか?)
「非常に、ミックスした気持ちです。年間で34試合を戦って、74ポイントを取れたのはすばらしい結果だと思いますし、年間勝ち点1位を獲れたことは、私自身、非常にうれしい気持ちです。ただ、我々にはまだ、チャンピオンシップの2試合が残っています。その意味では、我々はまだ、Jリーグチャンピオンとは言えません。その2つの気持ちが混ざり合っています。

気持ち的には、うれしい気持ちと、その反面、まだ終わっていないという気持ちの両方があります。本来であれば、私はどこかのお店に行ってメダルを買って、金メッキをつけて、選手一人一人の首にかけてあげたい気持ちです。ただ、それをしなかったのは、我々はまだ終わっていないという気持ちがあるからです。チャンピオンシップ決勝の2試合に、気持ちを持っていかないといけません。

今年はACLでもすばらしい戦いをして、残念ながらPK戦で負けてしまいました。ただそのあと、ルヴァンカップでは決勝を戦い、カップを手にすることができました。そしてリーグでは、年間勝ち点1位を勝ち取ることができました。本来であれば手放しで喜んでいいぐらい、すばらしいシーズンだと思いますけど、まだ2試合が残っています。どこか、その部分が頭から離れない、今日の試合の終わりだったと思います。それは私だけでなく、選手たちも同じではないかと思います」

(今日の試合は罠が多い、難しい試合だったと思うが、しっかりと点を取って1位で終えられたことについて、選手個人やチームの成長をどのように捉えているか?)
「私は、2つの理由があると思います。なぜ我々が非常に安定した戦いを見せ続けられるのか、そして、なぜ勝負どころの試合で結果を出すことができたかです。

我々は過去、2シーズンと言っていいと思いますけど、優勝を手にできるシーズンでありながら、それを手にできないシーズンが続きました。本来であれば、そうしたシーズンが続けば、次のシーズンでは少し結果が落ちてしまう、あるいはチームが結果を残せないシーズンが来てしまうのは、サッカーの世界ではよくあることだと思います。ただ、選手たちは自分たちが成し遂げられなかった結果を、来年こそは、という思いで戦ってくれました。そして我々は、その強い思いを持って戦ったシーズンも、ガンバとのチャンピオンシップ準決勝で負けてしまう、という悔しい結果に終わってしまいました。それでも選手たちは、今シーズン、さらに強い気持ちを持って、『今年こそは』という思いで戦ってくれました。厳しい結果を突きつけられながらも倒れることなく立ち上がり、またさらに強くなって戻ってきました。だからこそ、我々は強くなりました。選手たちの『今年こそは』という諦めない気持ちと、過去の我々の経験が、安定感と、勝負どころでの強さにつながったと思います。

もうひとつは、我々は世間やメディアで『勝負弱い浦和』『失速の浦和』というレッテルを貼られてきました。

勝ったチームが称賛されるのは分かりますけど、我々はほとんどの戦いの中で、内容的に上回ってきた試合が多かったはずです。それでも結果が伴わないと、なかなか認めてもらえないという部分もあります。そういった部分の中で、勝負弱い、失速すると言われてきたレッテルを剥がすんだという強い思いがあったのも、間違いなく選手たちの強いモチベーションにつながったはずです。

我々は今日、引き分けで終わりましたけど、引き分けで終わった結果をもって、『もし川崎Fが勝っていたら』というふうに言う方もいるかもしれません。そしたら『浦和は勝負弱い』と言われているかもしれません。たらればの話になりますけど、もし、そういう書かれ方、言われ方をするのであれば、それはまた、我々にとっての大きなモチベーションになるでしょう。2つ言いましたけど、過去の結果、過去に貼られたレッテルが、我々を強くしたのは間違いないと思っています」

(メンタルの話があったが、メンタルを強くするのは、技術や戦術よりも難しいことだと思う。選手にナチュラルに任せる以外に、どうもっていったのか?)
「そういった、メンタル的なものの成長を促すことは簡単ではないですし、今日明日でできることではありません。長いプロセスを踏んでいく中で、選手たちは成長していきます。今日も、5万6000人以上のファン・サポーターがスタジアムに来ていましたけど、そういった中でプレーするのは決して簡単ではありません。選手の中には、『もしこの大観衆の中で負けて、年間勝ち点1位を獲れなかったらどうしよう、負けたらどうしよう』という気持ちが起きることはあるでしょう。ただ、私は選手たちに自信を植え付けることをしています。よく、FCバルセロナだったり、レアル・マドリードだったり、バイエルン・ミュンヘンだったりというチームの映像をみんなで見ることがありますけど、彼らがいかに自信を持ってプレーしているかを見せていますし、日々の選手たちの過ごし方が、彼らの気持ちの強さにつながっていると思います。

私は、日本人の選手は、プレッシャーの中で力を発揮する部分が弱い選手が多いと思います。プレッシャーのかかったところでも、いかに強い気持ちと冷静さを失わずに戦えるかどうか、そういった部分を、選手たち自身が身につけていかなければいけません。そこには、自信というものがあるのではないかと、そして経験というものが必要ではないかと思います。

毎年我々が経験してきたこと、積み重ねてきたことが、今の選手たちの、メンタルの成長につながっていると思います。我々がよく選手に言うのは、1点を取って守って勝つ、それではないだろう、ということです。2点目を取れるなら取る、3点目、4点目、5点目を取る、相手を叩きのめせるのであれば、とことんまで叩きのめしに行く、というメンタリティーがなければいけない、という話をよくします。いかに、自分たちがプレッシャーの中でプレーしなければいけないのか、あるいは自分たちが勝っていくには、勝者になっていくためにはどうしたらいいのかということは、日々のミーティングの中で積み重ねてきました。そうしたことも少しずつ、選手の成長につながっていると思います。

日本人の選手をしっかりと評価することは、日本のサッカーの中で大切な部分だと思います。外国籍選手に対する憧れが強い、そこにアイドルを見つけるということは多いと思いますけど、日本人選手の中にも、十分それに値する選手がいます。日本人の選手に対する評価も、見直すべきだと思います。

日本のサッカーで、どういったサッカーが日本人に合うのかを考え、その方向に進んでいかないといけないでしょう。日本人の平均身長は175cm、たとえばドイツ人は180cm以上という体格差がある中で、フィジカルを強調したようなサッカーをしようと思えば、体格で勝るチームに勝つことはできないでしょう。

日本人の選手には、すばらしい技術があり、すばらしいアジリティー、スピードがあります。そういったものを生かして戦うのが、日本人のサッカーのよさだと思います。そういったサッカーの方向性を考えていく必要があるでしょうし、日本がどういう戦い方をするのか、日本人に合うサッカーは何か、ということは、考えていく余地のあることでしょう。

おそらく、来シーズンはJリーグも外国籍選手枠が広がると思います。外国籍選手は、日本人選手よりもベターなプレーをしなければいけないと思いますし、ベターな質を持った選手でなければいけません。そうでないなら、日本人選手がプレーするべきだと思います。

日本に来る外国籍選手の質は、もっと考えなければいけないと思います。イングランドであれば、代表キャップが何試合なければいけない、というルールがありますけど、日本もそういうルールを考えていくべきだと思います。やたらに外国籍選手を連れてくる状況になれば、日本人の選手がプレーする機会、若い選手が出場する機会が奪われます。ただ、質の高い選手が来れば、日本人選手も学ぶことができますし、リーグ自体のレベルも上がると思います。

日本にはすばらしい、オーガナイズされたリーグがあります。そのリーグがより発展していくためには、各国で代表キャップがある、質の高い選手が来るべきだと思います。そのことによって、日本のリーグはさらに発展する、レベルが上がっていくと思います。それはJリーグの中で、非常に重要なことだと思います。

あとはやはり、ふだんあまりJリーグを見ない一般のサッカーファンの方も、もう少し、名前のある選手が来たからといって、それに興味を持つという視点でサッカーを見ないことが大事かなと思います。

なんでそういう話をするのかと言う人もいるかもしれませんが、私の言っていることは間違っていないと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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