明治安田生命J1リーグ 第14節 柏レイソル戦 試合前日のコメント

【ミシャ監督】
「明日のゲームは厳しく難しいゲームになると思います。柏レイソルは、まとまりのある素晴らしいチームで、ここ最近はリーグで7連勝している非常に調子のいいチームです。そうしたチームとの対戦は、簡単なゲームにはならないでしょう。浦和レッズとしては、自分たちのすべての力を振り絞って戦いたいと思います」

【質疑応答】
(明日の試合で勝ち点3を取るために一番のポイントは？)
「サッカーで常に大事なことは、走り、戦い、チームとしての規律を保つことだと思います。そのことができれば、我々の良さを出していけると思います。明日のゲームについてのポイントを話すには3時間くらいかかるので、この会見の中ですべてのことを話すことはできないでしょう」

(ACLで120分間の死闘を繰り広げた浦和とルヴァンカップで主力組を温存した柏では浦和の方に不利な状況があると思うが、どう思っているか？)
「ACLを勝ち上がることができた中で、柏戦に向けていい状態とは言えませんが、サッカーというスポーツでは、そうした状況でも戦っていかなければいけません。

柏はJリーグで首位を走り7連勝しているチームですが、ルヴァンカップ敗退という結果があったとしても、誰も批判することはないでしょう。我々は、どの大会でも常に勝利を求められますし、常にタイトルを求められるチームです。そうした浦和レッズというクラブでは誰もがプレーできるわけではありません。ファン・サポーターの期待に応えていく義務があるチームです。我々はどんな状況下でも全力を尽くし、勝利を目指して戦っていくだけです。

我々は常に次の試合結果で『自分たちが強い』ということを証明してかなければいけません。サッカーは過去の栄光では生きていけません。この競技で戦っていく限りは、常に次の戦いの中で『自分たちが勝てる』『強い』ということを証明していかなければいけないのです。

もちろん、120分という厳しい戦いを終えた後で、体力的にもメンタル的にも次の試合に向かっていくのに難しい状況ではありますが、それを決して言い訳にしてはいけません。済州戦は90分間で1失点もしてはいけない中で、神経をすり減らす厳しい戦いでした。メンタルの準備も簡単ではありませんが、次の試合に向かって、前を向いて、チーム一丸となって戦っていきます」

(宇賀神選手は明日出場するなら、日本代表に選ばれて初めての試合出場となるが、どんなことを期待したいか？)
「私は宇賀神選手がサプライズ的に選ばれて、彼自身もびっくりして体調を崩してしまったのではないかと思っています(笑)。ただ、驚きから現実を受け入れ、彼もやっと落ち着いたところでしょう。明日のゲームは出場できると思っています。彼には、これまでチームの中で求められた役割を明日のゲームでも期待したいです。そのプレーによって代表にも選ばれたわけですから、チームでのプレーを明日もやってくれればいいと思っています。

宇賀神選手は非常にプロフェッショナルな選手です。チームでの活躍が代表に結びついたことを彼は十分に理解しています。だからこそ、明日の試合で、まずはチームで結果を残して代表に行くという彼の意志が感じられる試合になると思います」

(済州戦の最後の騒動は、明日の試合に何か影響すると思うか?)
「私自身は、明日のゲームに影響はないと思っています」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】