先発での出場機会がなかなか訪れない状態でも、ひたむきにトレーニングに取り組み、準備を続けてきたマルシオ リシャルデス。2日前の柏レイソル戦では、後半20分に柏木陽介と交代してシャドーのポジションに入ると、その3分後に得点し、終了間際にも貴重な追加点を挙げた。日々の努力を結果へと結びつけ、存在感を発揮し始めている背番号10は、難敵ベガルタ仙台戦を前に、そのポイントを語った。

【マルシオ　リシャルデス】
常に良い準備をして、そのときが来たらしっかりとやるということを意識しています。
前の試合では、みんなと良いプレーができたことがうれしかったですし、あのような時間帯に点を決めることができたのもうれしかったです。元気の素晴らしいアシストのおかげでしたが、あの場面でスプリントしなければゴールも生まれませんでした。監督からは裏への走りを常に求められているんですが、あの試合で監督から求められていることを形で示すことができたのは、僕としても何よりもうれしかったです。日々の努力が結果になり、それが自信につながるという良いサイクルが出始めたので、非常にポジティブなゴールだったと思っています。これからもチャンスを活かすための準備をしっかりやっていきたいです。
ベガルタ仙台は、今は順位的にはあまり良いところにいませんが、クオリティーの非常に高いチームで注意しなければいけません。できるだけこちらのミスを減らさなければいけない相手です。
明日重要なのは勝利のみです。ホームですし、首位のチームにプレッシャーをかけるためにも勝ち点3が必要だと思います。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】