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オズワルド オリヴェイラ監督会見(1/17)

1月17日に大原サッカー場にて行われた会見でのコメント

[質疑応答]
(昨シーズンを振り返って、うまくいった点と、改善を必要とする点は?)
「昨シーズンは私たちにとってとても重要な1年でした。連戦の最後、シーズンの途中で仕事に入りましたので、難しさはありましたが、その中で、私たちがクラブのことを知り、クラブが私たちのことを知るという期間にもなりました。そういったポジティブな面もありますし、我々のストロングポイント、そして改善点が見られた期間でもあります。仕事の環境について、どういったところを改善すべきかという部分も見られました。その期間中にJリーグの選手、国外の選手、いろいろ見る時間にもなりました。そこでチェックした選手、もちろん全員を獲得することはできませんが、その中で最大の努力をして、今シーズン新たに加入した選手がいます。その全てを前提にした、新たなシーズンがはじまりますので、非常にポジティブに捉えて挑むことのできるシーズンでもあります」

(具体的なストロングポイントと改善点は?)
「仕事をはじめて、その仕事を展開させる中で見つけていくものがあります。そして、改善点や弱点と言われるポイントを見てきてはいますが、そういったことを発言すると、相手チームもそこに注目しますし、選手たちにも影響があるかもしれないので、あまりそうした発言を私は多くしません。そうした改善はできるだけ内部で行っていきます。ストロングポイントも、選手たちの能力、何ができるかということは、みなさんも見てきていると思いますし、練習の中でも継続性を持たせて生かそうとしています。また、チームとして成長すれば、練習の結果としてストロングポイントが生まれたりします。その中で、大きく成長している選手もいますし、昨シーズンもいろいろなタイミングで成長が見られました。終盤で成長した選手もいます。去年の経験を生かしながら選手のストロングポイントをさらに強化していきたいと思っています」

(新チームの31名の顔ぶれについて印象は?)
「昨年からの流れとして、選手たちがうまく私たちのやり方に順応してくれたと思っています。去年もお話ししましたが、浦和レッズは今まで別のやり方で長年やってきて、違った哲学がありました。それとは違うものを我々は持ち込みましたが、選手たちは一生懸命それに順応しようと努力してくれました。その努力のおかげで、選手たちもうまくこの形に慣れることができましたし、今季、継続性を持たせることができます。やらなければいけないことを昨年の内に全員が意識することができまし、意識しているグループの中に新しい選手が入りますので、新しい選手にとっても順応しやすい環境が整っていると思います」

(昨シーズンの戦い方をベースにするのか、それとも戦術は一度フラットにするのか?)
「継続性は持たせます。昨年行ってきたことがベースになります」

(主要なタイトルは4つあるかと思うが、今季の目標は?)
「おそらく最大で5つのタイトルを争うことになりますが、どれも非常に重要な大会です。その中でも重要性の高いと思えるところが目標になります。真剣にリーグとACL(AFCチャンピオンズリーグ)を獲りにいきたいと思います。いずれも厳しい戦いが待っていると思います。ACLのグループも決まっていて、対戦相手のことも私はよく分かっていますが、いずれもタフな難しい相手になります。また、JリーグとACLを交互に戦う難しさもあります。タイミングによっては長距離移動してのアウェイゲームがリーグやACLで連続して行われることもあります。スケジュールの中でいろいろな試合が渋滞していますが、それに挑める状態、そして勝てる状態を作るためにしっかりと意識しながら準備を進めなければいけません。アウェイゲームが複数ある月もあるでしょうから、非常に難しいこともあると思います。質の高い相手との連戦を長距離移動しながら戦わなければいけないことを想像すると、現時点でも難しさをすでに感じています」

(4バックにチャレンジする考えはあるか?)
「その可能性はあります。システムやプレースタイルは選手に合わせて作っていくものだと思います。去年、このクラブに来たときは高いレベルのセンターバックが揃っていて、そこがチームの支えになっている状態でした。その中で、3バックという形で、選手たちがしっかり能力を発揮してくれたと思います。今回は去年に比べて準備をする時間がありますので、さまざまなことを試していきたいと思いますが、チームのやり方を変えるのではなくて、やり方を増やすということをしていきたいと思います。

現時点ではどのような戦い方をするかは言えません。選手たちの状態を見て、選手たちがどのように順応していくのかを見て、去年のシステムでそのままいくのか、システムを変えるのか、或いはシステムを状況によって使い分けるのかということを考えていきたいと思います。新加入の選手たちをできるだけ早く見極めながら、そこをやっていきたいと思います。新しいピース、新しい素材が手に入りましたので、彼らを使いながら、どのようにアグレッシブな攻撃を仕掛けながら、堅固な守りができるかを考えていきたいと思います。

このプレシーズンの期間は、彼らのことをよく知っていくための期間にもなります。ですので、シーズンのはじめのところは去年がベースになることも考えられます。そして、選手たちの順応を見ながら、変化を加えていくことも考えられます。去年からもそういった例が挙げられると思いますが、チームにとって最初に訪れたドラスティックな変化は遠藤の移籍でした。遠藤が移籍することが決まってから、次の週には試合に出ないという状況で、急激にオプションを作る状況でした。もう一つはファブリシオの到着であり、いいプレーをしながら点を取るという、チームが必要とするプレーをしてくれました。しかし、8試合で離脱することになってしまいましたので、今度は彼の不在によってさらに決断しなければいけませんでした。シーズンの途中で何かを試すことは非常に難しいことでもあります。結果として長澤を起用したことが成功しました。ファブリシオとは全く違う特徴を持ちながら、チームが機能する仕事を彼はしてくれたと思います」

(プレシーズンで大事にしていることは?)
「本日を含めた立ち上がりの2日間、もしくは3日間は、選手たちの測定や評価をしていく日々になります。メディカルの面、フィジカルの面で選手たちをテストしていきます。そこで得たデータをもとに、プレシーズンでのトレーニングの負荷、ボリュームを決めていきたいと思っています。公式戦がはじまる前のプレシーズンの期間は、トレーニングの負荷と量を増やせる期間でもあります。目的は先ほど話した長い移動があり、間の日数が少ない連戦になったときに、チームがそれに持ち堪えられる状況を作ることです。そして、11人だけではインテンシティの高い試合、連戦をこなすことはできませんので、グループ全体として戦う準備をしなければいけません。非常にいい1年になることを望んでいます」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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