17日、リヤド内にあるホテルで、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017 決勝第1戦 vsアルヒラルの試合前日公式会見が行われ、浦和レッズからは堀 孝史監督と遠藤 航が出席し、明日の試合への意気込みを語った。

【堀 孝史監督】
「まずはアルヒラルというサウジアラビアで最も人気と強さを誇るクラブとACLの決勝というすばらしい舞台で対戦できることを光栄に思います。

また今回の渡航にあたって、サウジアラビアの関係者のみなさまや日本の外務省の方々が尽力してくださったと聞いています。そうしたサポートに関しましても、感謝して明日の試合を戦いたいと考えています。

明日のアルヒラルとの試合は非常に難しい戦いになると思いますが、自分たちの力を信じて戦いたいと思います。

今回、日本からも200名以上のファン・サポーターのみなさんがこちらに来て、我々を後押ししてくれると聞いています。そういう方たちのためにもしっかり戦って、しっかりプレーで表わして、明日のゲームは、ホームでの第2戦につながるような結果を得たいと考えています」

【遠藤 航】
「浦和レッズの遠藤 航です。まずは、この決勝の舞台に立てることをすごく嬉しく思います。ただ、優勝してこそ僕らは結果を残した、と言えると思うので、難しい試合になると思いますが、選手は100パーセントの力を出して、まずは、アウェイでの明日の試合にしっかり勝てるようにがんばりたいと思います」

[質疑応答]
(今年のACLで初めて中東のチームと対戦するが、東アジアのチームと違って注意することは何か？)
堀 孝史監督
「以前は、中東のチームというのは、フィジカルが特長のチームだと感じていましたが、今回の対戦相手は、組織としてもしっかり戦い、個人の力でも戦えるすばらしいチームだと思います。そのあたりをしっかり考えて、試合を進めていきたいと思います」

遠藤 航
「選手としては、組織力はもちろんあると思いますが、僕はDFなので、FWのシリア代表の選手だったり、サイドの選手は警戒して、いい対応をしたいと思います」

(日本代表の活動もあって、寒い場所へ遠征も経験したばかりだが、コンディションの影響はどうか？)
遠藤 航
「向こうは寒かったので、気温差の部分で、暑いイメージがありましたが、思ったよりは暑くなさそうなので、乾燥している部分だけ注意していきたいです。あとは、夜の試合なので、問題なくプレーできると思います」

(こうした決勝に出場できるよう想定して戦ってきたか。また第2戦をホームで戦い、逆転して勝ち上がってきたが、今度もホームでの第2戦はアドバンテージだと思うか)
堀 孝史監督
「一つ目の質問に関して、想定していたらという話ですが、想定していたらというよりも、こういう舞台に出られるように戦ってきたということです。

もう一つの質問に関しては、第2戦がホームで戦える機会が多かったことと浦和のファン・サポーターに方たちがそういう戦う雰囲気を作ってくれたことが大きかったと思います。今回、アドバンテージになるかどうかということに関しては、第1戦をしっかり戦ってからになると思います」

(浦和レッズはACLでたくさんのゴールを決め、同じように失点もしているが、今回の試合で早い時間でゴールを決めることに考えを置いているのか？それに加えて守備をどのように考えているのか？)
堀 孝史監督
「試合が始まってみないと分からない部分もあると思いますが、早い時間に点を取れるチャンスがあり、それを決めることができれば自分たちにとってうれしいことだと思います」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】