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アウェイで惜敗、次戦は中2日でホームへ

26日、浦和レッズは日立柏サッカー場でJリーグ第9節・柏レイソル戦を戦った。

レッズは負傷欠場の槙野に代わって濱田が3バックの左に入ってスタート。他は先週末の川崎フロンターレ戦と同じメンバーとなった。一方の柏は、欠場のレアンドロに代わって工藤が1トップ。右に太田、左に田中が入り、後方はレッズの前線に合わせた3バックの布陣を組んできた。

13時3分に柏ボールでキックオフされると序盤はボールが落ち着かず、カウンター合戦のような展開となった。その中で太田や工藤にバックライン裏への抜け出しを許し、那須や阿部の必死に戻ってのブロックや、西川の1対1をセーブするなどギリギリのところで守り抜いて無失点でゲームを進めていく。

15分過ぎから落ち着いてボールを保持する時間を作り始めると、24分にレッズが先制に成功する。柏木がバックライン前でボールを持つと、ボールを受けにくる動きをフェイントにして原口が一気に裏を狙う。そこに柏木の左足で浮かせたパスがピタリと合い、原口が反転しながらシュートを決めて1-0とした。

両チームともにボール際で厳しいディフェンスを見せ、なかなか前線にボールが収まらずに潰し合う時間が続いた。前半終了間際にはレッズがゴール前でフリーキックのチャンスも得たが、柏木のシュートは惜しくもクロスバーを直撃。このままレッズの1点リードで前半を終えた。

後半、立ち上がりから柏の攻撃を受ける時間が続く。後半から入った茨田がワンツーで抜け出しかかるシーンや、太田に裏を取られて西川がシュートブロックするシーンなどピンチが続く。その中で60分には橋本のクロスから茨田にボレーシュートを決められ、1-1の同点とされた。さらに72分、梅崎が橋本を倒したとして与えたPKを田中に決められ、1-2と逆転を許してしまった。

レッズは濱田と梅崎に代えて啓太と関根を投入。反撃姿勢を見せると、75分に柏木の右コーナーキックをニアサイドに走り込んだ阿部が頭で叩き、2-2の同点に追いついた。

残り15分、勝ち点3を目指す両チームは、スタンドから両サポーターが送る大声援に乗せられるように攻撃への圧力を高めていく。ともにゴール前でのシーンも作ったが、得点には至らず時間が進んでいった。終了間際にレッズが時間と人数を掛けた攻撃を守られてしまうと、そこから一気のカウンターを受ける。一度はクリアしたかに見えたが、こぼれ球に反応した田中が右足で放ったシュートは、ゴールポストに当たってゴールの中へ。これがラストプレーとなり、2-3で悔しい敗戦となった。

激闘となった試合終了後、柏へ駆けつけたファン・サポーターからは大きな浦和レッズコールが送られた。敗戦の悔しさを胸に、レッズの次戦は中2日で29日(火・祝)のJリーグ第10節・横浜F・マリノス戦。ホーム・埼玉スタジアムで16時にキックオフされる。

【柏木陽介】
「ボールを回す時間をもっと作ることでもっと余裕を作れたのかなと思います。そこは個人的に反省しています。すごく悪かったとは思いませんが、悪い時間帯に失点したことが結果につながりました」

(元気の先制点をアシストしたパスはナイスだった?)
「たまに下がってプレッシャーを受けないようにしているのですが、狙い通り、あそこは相手もそんなにこなかったです。全体を見ていて元気の動き出しがすごく良かったので、あとはいいボールを蹴るだけでした。ファーストタッチはミスしましたが、そこからは元気の技術だったと思います。僕のパスももう少し中でも良かったかもしれません。でも悪くないパスだったと思います。僕が持ったときに皆が常に動き出していることは感じていますし、最近、自分のプレーも上がってきていると感じているので、その中でゴールにつながっていることを感じます。みんなが動き出している中で元気の動き出しが一番良かったと思います」

(FKは惜しかったが?)
「僕の中ではもう少し落とそうと思っていました。たぶん、キーパーが触っていなかったらバーに当たってそのまま下に落ちて入ったんじゃないかなと思います」

(CKで阿部のゴールのアシストもしたが?)
「柏は今年はセットプレーから失点していなかったようなので、セットプレーから得点できたことは良かったです。阿部ちゃんがいいところに入ってきてくれたと思います。僕は信じて蹴るだけです。連戦ではセットプレーの重要性を感じるので、取れたことは良かった。あれで追いつけたことも良かった。

ただ、最後はやられてしまいました。みんなが勝ちたいという気持ちが強い分、最後は中へ中へ行ってしまったのかなと思います。そこは反省して、次からこういうやられ方をしてはいけないです。サイドから攻撃してシュートあるいはクロスで終わることがチームとして一番バランスが取れた状態になる。そういうところを心掛けてやっていかないといけないです」

(5連戦の最初、いきなり暑くなった試合だったが?)
「暑さはどのチームも一緒。一人一人がしっかりプレーしていくことが必要だと思います。でも夏場はもっと暑いですから、そんなこと言っているわけにはいきません」

(勝てる試合だった?)
「そう思いますし、周ちゃんがたくさん止めてくれていましたから、すごく申し訳ない試合でした。今日は周ちゃんや、試合に出ていない選手に、出ていた選手がゴメンナサイという気持ちじゃないかなと思います。今度は周ちゃんを助けられるようにこっちが点を取っていけば、チームとして良い循環になっていくのではないかと思います」

(ホーム連戦に向けて?)
「連戦ですが、ACLに出ている選手はもっと大変だと思うので、そういうことを言ってられない状況です。ホームでたくさんのサポーターが来てくれる中で、しっかり良いプレーを見せて、子供たちに浦和レッズっていいなと思ってもらえるようにしっかり戦っていきます」

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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