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アウェイで厳しい敗戦

13日、Jリーグ第16節の川崎フロンターレ戦が等々力陸上競技場で行われた。1万9,010人の観衆の中でのアウェイゲームで、レッズは前半から失点を重ねる苦しいゲーム展開で敗戦を喫した。
前節のFC東京戦で負傷した啓太を欠くレッズは、柏木がボランチで先発。原口とマルシオ リシャルデスが2シャドーの位置に並んだ。また、宇賀神が5月11日の第11節鹿島アントラーズ戦以来のスタメン出場で右アウトサイドに入った。ゲームは体にまとわりつくような暑さを感じさせる中、19時3分にレッズボールでキックオフされた。
開始直後から川崎にボールを持たれる時間が長く、レッズにとっては苦しい時間が続いた。最終ラインの踏ん張りもあり、得点を許さずにゲームを進めると20分過ぎからはボールポゼッションをできる時間帯も増えたが、28分に大久保にバックラインの裏へ抜け出されると、最後は中村につながれて先制点を与えてしまった。直後の30分にも最終ラインでレナトにボールを奪われて独走を許すと、シュートは一度ポストに当たったものの、こぼれ球を再度レナトに押し込まれて2点目を許してしまった。
ビハインドを背負ったレッズは、ピッチ上で柏木が大きな声で味方を鼓舞して反撃への強い意志を見せると、丁寧なパス回しから森脇が上げたクロスのこぼれ球をマルシオが拾ってミドルシュートを放つなどゴールへの意欲を見せるが、逆に43分には山本に決められて3点差となり、ミシャ監督が「信じられない前半」と嘆く試合展開でハーフタイムを迎えた。
後半の早い時間で1点を返したいレッズだったが、後半開始直後の49分にはスルーパスに抜け出した中村を加藤が倒して与えたPKを大久保に決められ、4点目を奪われてしまった。
状況の打開を図るレッズは59分にフレッシュな選手を一気に2人投入する。原口と梅崎に代えて矢島と関口をピッチに送り込み、宇賀神が左に回って右には関口が入った。68分には、関口が作ったスペースに走りこんだマルシオに柏木が浮き球をピタリと合わせて決定機を迎えるが、シュートは相手GKに阻まれた。その後も、右サイドに入った関口の所からチャンスにつながりそうな場面を作っていくが、縦に入ったボールに素早く寄せる川崎の守備を崩すには至らず、このままタイムアップ。中2日の厳しいスケジュールで迎えたアウェイゲームで敗れ、順位は3位となった。
厳しい敗戦を喫したレッズだが、4日後の17日(水)には今節に首位の大宮アルディージャを破って勢いに乗る横浜F・マリノスと、ホーム・埼玉スタジアムで19時キックオフの上位対決が待っている。

【那須大亮】
ミスが重なっての失点でしたし、全体的に動けていなかったと思います。守備ブロックを作ってカウンターというところでやっていましたが、ボールが入ったところで(相手を)つかめませんでした。1失点目のところもそうですが、スライドも含めてマークがずれたりしていて、ミスが重なって失点につながりました。
ただ、この負けは絶対に次に生かさないといけないと思っています。
(相手の3トップをつかまえきれなかった?)なかなかつかまえきれなかったです。(前半)20分くらいまではボールをまわしながらセカンドボールも拾えていたのですが、マークが中途半端になってきて、良い形で回すことができなくなりました。
それと、もっと闘わないと駄目だと思います。こういう形で0-4で負けて、サポーターに申し訳ないです。でも、それでも叱咤激励してくれました。この敗戦を生かして、反省していかないといけません。走り負けないことが必要です。前半のような戦いではサポーターに申し訳ないです。
(横浜F・マリノス戦に向けて)夏場はどうしても体力的に厳しいと思いますが、それは相手も同じなので、どうやって徹底していけるかになります。ホームとアウェイでのやり方が違う中で、どれだけそのやり方を徹底するかです。今日は相手が2シャドーのところでつぶすというのが、はっきりしていたと思います。

【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】

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