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09.02.20

チームキャプテンが決定

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本日、午後行なわれたチームミーティングで、今シーズンのキャプテンに鈴木啓太、副キャプテンに阿部勇樹が選出されました。

フォルカー・フィンケ監督
「これまで、何度かみなさんも質問なさってきていましたが、このチームのキャプテンは誰になるのか、ということがあったと思います。私としましては、チームに選んでほしい、と説明してきました。明日、トレーニングマッチもありますし、今日の午後のトレーニングはキャンセルになりました。ですので、先ほど、キャプテンを決める選挙のミーティングをしてキャプテンを決定しました。
投票の結果、鈴木啓太がこのチームのキャプテンに、副キャプテンに阿部勇樹、若い世代の代表として細貝 萌が選ばれました。
また、今季からこのチームでは、チームの代表者というのを作ることにしました。先ほどの3名に加え、坪井慶介、山田暢久が選ばれました。この5人からなる、チームの代表者というのは、私にとってものすごく重要になります。
というのは、私は、何かあれば、このチームの代表者と積極的に話し合いをして、解決案を出していきたいからです。しかし、だからと言って、他の選手との対話がなくなるわけではありません。今後も、各選手とのことは、それぞれと話し合いをして、いい解決案を出していきたいと思います。
しかし、チーム全体、例えばチームの決まり事などについては、この5人としっかり話し合いを進めていくことによって、コミュニケーションを取ることで、チームに所属している選手全員が満足できるような解決案を見つけていって、それがこのチームのさらなる成長につながればと思っています。
ジャーナリストであるみなさんは、コミュニケーションというものがいかに大切か、理解なさっていると思います。私たちも指導者チームと選手が、しっかりとコミュニケーションを取ることで、いい結果が得られると思います。
そしてすごく大切なのは、実際に前もってこのチームの選手と話し合いをして、キャプテンを投票で決めるというやり方が正しいかどうかを話し合ったことです。もし、チームがそのやり方は私たちに合わないと言ってきたら、やっていなかったでしょう。
しかし、チームの方からも、この新しいやり方でやってみたいという声がありましたので、実際にこのチームのキャプテン、そして代表者を投票で選ぶという方法を選びました。
これはとても大切なことなので、しっかりお伝えしたいのですが、新しいフィンケという監督が日本にやってきて、日本にあった常識をすべて覆した、そういうことではありません。しっかり前もって選手たちと話し合って、意見を聞きました。そしてその意見によって、このような投票を今日、やることになったのです。
今回、チームのキャプテン、副キャプテン、そしてチームを代表する選手を、チーム全体で選ぶという方法を選手が決めて、今日の投票に至ったのは、しっかりと私と選手がコミュニケーションをとってやっていったということ。それは、今後のチームの成長にとって、いい影響と刺激を与えてくれるのではないかと思っています」
(選挙はどのように行なったのか?)
「それぞれの選手が1票しかなかったら、大きな問題になると思います。なぜかと言うと、一人の名前しか書けないとなると、必ずしも自分の意見が反映されるとは限らないからです。ですから、それぞれの選手が複数の選手の名前を挙げることができるやり方で選挙をしました。
しかし、選挙のやり方については、ここにいる2人の選手も含めて、これ以上、公の場でお伝えするつもりはありません。なぜなら、チームの中にはチームだけの秘密というものも必要です。チームだけの秘密を持つことが、一体感を高めることにもなるのです。
今回のキャンプでは全選手、31人が参加しています。それぞれが複数の票を出すことができたわけですし、例えばなのですが、31人いる中で、20回以上名前が挙がっているのなら、非常に高い確率で、選手はチームの中で信頼されていて、認められている人格者であることが証明されるのではないかと思います」
(代表になる選手とスタッフは定期的な話し合いなどを行なうのか?)
「気を悪くしてほしくないのですが、このような質問が来るだろうと思っていました。なぜかと言うと、この国にきてよく分かったのは、いろいろなことが素晴らしくオーガナイズされていることです。代表する選手ができたことによって、毎月、第何週の何曜日に何時にどこでミーティングが行なわれるという発想は一切ありません。
定期的にミーティングを前もって決めることに意味がないからです。トレーニングの前後、場合によってはオフの日、遠征中、そういうときにパッと集まって話し合いができることが大切なのです。ですから、前もって第1月曜日の何時にどこというように、すべて決まるわけではありません」
(5人という人数の理由は?)
「これは、ずっと私がやってきたやり方ですですが、もちろん、他の監督には違うやり方で代表組を選ぶ人もいるでしょう。人数が違ったり、選手に選ばせるのではなく、前もって監督が指名するケースもあります。ブンデスリーガでは半々です。
ただし、私の考えでは5人という人数はちょうどいい人数だと思ってます。なぜなら、その5人全員がトレーニングに参加しないということは通常ないでしょうし、チームのみんなも、この5人の誰かと話し合うことで自分たちの意見を反映させてもらえるように、どんどんコミュニケーションを取ることができるわけです。
チームを代表する選手を作るときに偶数であることはよくないと思います。4人であったとき、意見が分かれて2対2になるからです。ですから奇数である必要があります。しかし代表組にとって、一番よくないのは、さらに多数決になって3対2になることです」
(鹿島アントラーズのプレシーズンマッチに誰かスタッフを派遣する予定は?)
「今ここで、その試合に誰かを派遣するかどうかということを話す必要はないでしょう。しかし、プロとして、前もってプレシーズンマッチを見ておくことは当たり前だと思います」

鈴木啓太(キャプテン)
「大事なことは、チームが一つになって戦うことですし、みなさんも見ていて分かる通り、例えば、トレーニングで体操をやるときに、いろいろな選手が内側に入って、その選手が考えて、アップをしています。
僕であったり、阿部であったり、キャプテンという人間が思いきり引っ張るのももちろん大事だと思うのですが、若手や、今の選手たちが自発的に自分が引っ張る、自分たちが自分たちで盛り上げていくという雰囲気を作りたいと思います。
若い選手が多いというのも確かですし、経験がある選手ももちろんいます。それがいい方向に向かうように、みんなの力、若い力と経験のある選手の力が合わさっていければいいと思います。
5人の中で、選手を代表してクラブに対してや、上の人たちに対して、自分たちの意見というものをうまく上に伝えて、自分たちが本当にサッカーをやりやすい環境を作ることも大事だと思います。みんなで高い所に向かっていけるように、そういった意味でも、代表組というのは大きな役割だと思っています。そういうところも、少しずつではあるのですが、やっていければと思います」

阿部勇樹(副キャプテン)
「僕自身若いとき、上の選手とやるときに、やりづらかったり、言いたいことが言えなかったりということがありました。ですから、上の人が言うだけではなくて、若い人が言えるような環境にしなければいけないと思います。
そうすることで、コミュニケーションというのは取れていくと思うので、意見のある人たちと話をしてやっていくのが、選ばれた人の役割だと思うので、いい雰囲気作りをしていけたらいいと思います」

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