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11.10.22

vs横浜FM「逆転で6試合ぶり勝利」

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22日、J1第30節横浜F・マリノス戦。レッズは日産スタジアムに乗り込んだ。
J1残留を賭けた堀新体制での最初の一戦、先発メンバーは、GK加藤、DF平川・濱田・永田・宇賀神、アンカーに啓太、インサイドハーフに柏木と山田直。アウトサイドは右・梅崎、左・原口。最前線にはセルヒオが位置した。なお、ベンチには山岸・坪井・スピラノビッチ・小島・高橋・高崎・マゾーラの7名が入った。
午前中降り続けた雨も止み、晴れ間ものぞく中、14時4分にF・マリノスボールでキックオフされた
開始1分、セルヒオが自陣右での力強いキープから中澤佑二のマークを引きはがして前線へ。このボールを受けた梅崎が浮き球で相手をかわしてエリア右角からシュートまで持ち込み、CKを獲得する。幸先いい出だしだったが、4分、相手シュートを平川がブロックしたこぼれ球が大黒将志へ。一度は大黒のシュートをDFがブロックしたものの、リバウンドが再び大黒のもとへと飛び、これを蹴り込まれて先制を許してしまう。
アンラッキーもあっての失点に、その後なかなか形が作れないレッズ。効果的な攻撃ができるようになったのは25分を過ぎ、宇賀神が高い位置をとりはじめてからだった。26分には原口がエリア内で相手をかわして左足を振るが、ゴールバーを直撃。直後には宇賀神がふかい場所からグラウンダーのクロス、セルヒオがニアポストに飛び込んだがCKに。32分には宇賀神がエリア左から右足で巻いたシュートでゴールファーサイドを狙ったが、GKに弾かれる。
同点まであと一歩というレッズに対し、1点リードしているF・マリノスは中村俊輔を中心にレッズのプレスを上手くいなすようにボールを展開。しかし、レッズも球際での気持ちのこもったプレーで応戦。先制を許したものの、その後は、相手にほとんどチャンスを作られることなく、前半は0-1で折り返した。
メンバー交代なく臨んだ後半、48分に平川の右クロスに合わせて山田直がエリア内でジャンプしたところを背後から押されてPKを獲得。直輝がゴール左を狙ったPKはGKに弾かれるが、こぼれ球を原口が左足で押し込んで同点とする。
逆転のゴールを目指すレッズは早い出足でプレッシャーをかけ、ボールを奪ってチャンスにつなげる。60分には相手エンドでセルヒオ、柏木、梅崎の3人で相手を囲み、相手の無理なボールキープからのファウルを誘う。このFKを素早くリスタートし、梅崎がドリブルで突進。梅崎・原口対相手2人の同数の状態から、ペナルティーアーク右脇で左足を一閃、ゴール右下を射貫いて逆転する。
2-1となった直後、F・マリノスは193cmのキム クナンを前線へ投入。これに対しレッズは67分、サイドでの1対1に圧倒的な強さを誇る高橋を投入。宇賀神を下げて平川を左へと回し、守備の安定を図る。
その後、人数をかけてF・マリノスは攻め、レッズはカウンターの展開。セットプレーも数多く与えてしまい、相手の高さに脅かされそうな場面もあったが、加藤、濱田、永田らが堅守を見せる。攻撃では、山田直のチャンスメークからセルヒオ、原口らが追加点のチャンスを迎えたが決めきれない。
80分には梅崎に代えて高崎、88分にはセルヒオに代えて坪井を投入。高崎を最前線へ、坪井を右サイドバックとして、F・マリノスの高さを跳ね返す。長かった4分のアディショナルタイムも消化、試合終了の笛が鳴ると、ベンチ前では堀監督を中心に選手たちが体をぶつけながら抱き合い、加藤、原口、山田直らもそこへ駆け込む。それに重なるように、ゴール裏のサポーターの「We are Reds!」コールがとどろいた。
次戦は29日(土)14時、国立競技場でのヤマザキナビスコカップ決勝、鹿島アントラーズ戦に臨む。なお、リーグ次節は11月3日(祝・木)、ホームでのジュビロ磐田戦だ。

梅崎 司
(早い時間帯に先制されたが?)
「正直、キツかったですね。メンタル的にも来ました。個人的には始まってすぐに突破してシュートの形まで持っていけたので、チームとしても乗れるかなという感じもありましたが、立ち上がりの集中力の大切さを改めて感じました」
うまく攻められないシーンが前半は特にあったので。後半、ハーフタイムに根気強く攻めようと話してましたし、後半の早い時間に同点に追いつけたのが良かったと思います。
(ゴールについては?)
「良い形でカウンターになりそうになって、ファウルされて、でも人数かけてたのですぐにリスタートできて、僕がボールを持ったときにはセルと元気がうまくフリーランニングしてくれて真ん中にスペースを作ってくれました。そこに思い切り突っかけて、左足を振り抜くだけでしたね。もっと深くまで持っていっても良かったのですが、コースが見えたので、振り抜きました」
(ベンチでの喜び様もすごかったが?)
「正直、厳しい状況で、2日前に監督が急に替わって、戸惑いもありましたが、ここでバラバラになったら何の意味もないですし、それこそ降格への道ができてしまうので、だからこそみんなでひとつにならなきゃいけないと思ったし、だからこそ、点決めた瞬間、みんなで戦ってるんだという思いもあったので、ベンチのみんなのところに行きました。そういう一体感は本当にこれから重要になってくると思うし、僕らは絶対残留できる力を持っていると思うので、自信を持って、みんなで助け合って、やっていくだけですね」
(2−1としてからの戦い方については?)
「もっと試合巧者に、というか。もっとボール回したり、コートを幅広く使って相手を走らせたりできれば、もっと楽にいけたと思います。そうすれば、3点目を取るチャンスももっとできたと思います。そこはこれからの課題だと思います。若い選手も多いんで、その辺はみんなでしっかり意思疎通してやっていければと思います」
(堀監督となってシステムが変わったが?)
「正直、前のペトロさんの4−4−2がようやくハマりだしたかなって時期でしたが、大きい選手がいるわけでもないし、つないでいくサッカーをしてきた選手が多いので、個人的には楽しみだなと思ってました。イメージを共有できるんじゃないかなと。もちろん、一発目でいきなりは難しいかもという不安もありましたが、できるんじゃないかというワクワク感もありました」
(浮上のきっかけになる勝利?)
「そうですね。今シーズン、逆転勝ちというのも初めてですし、チームの士気がこの1勝で上がったと思うので、みんなで前向いて戦っていくだけですね」
(試合後、サポーターへの挨拶では何度も拳を握っていたが?)
「やっぱり、チームが苦しい状況ですが、あれだけたくさんのサポーターの方が来てくれて、本当に僕らの後押しになってますし、サポーターの方がいたからこそ、今日の試合で勝利できたと思いますし、残り4試合、また一緒になって戦いたいって僕は思っています。だから、ああやって自分の気持ちを伝えたいと思いました」

山田直輝
(PKは止められたが?)
「陽介君がちゃんと詰めてくれてて、原口もしっかり決めてくれたので、ホント助かりました」
(原口は外すと思っていたそうだが?)
「そういうヤツがいるから外すんですよ(笑)。全員が信じてくれてれば、入ってました。原口のせいってことにしておいてください」
(自分で獲得したPKを自身で蹴ったが?)
「自分が取ったPKだったし、僕自身も点が欲しかったし、チームが何試合もリーグで点を取れてなかった中でのPKだったのですが、ここで逃げてるようじゃ先がないなと思って。原口も蹴りたいって言ってましたけど、オレが蹴りたいと言って(蹴った)」
(原口は「直輝が近くでプレーしていて、やりやすかった」と言っていたが?)
「前半はなかなかかみ合わなくて、戸惑ってしまって、良いところまでいくけどラストの部分が駄目でしたが、後半はもう点取りにいかないといけないということで、流動的にやることによってフリーでゴールに向かっていけるというシーンが多かったので、得点チャンスも増えたと思います」
(やっていて、懐かしさを感じた?)
「今日はそこまで余裕はなかったです。でも、良い時間帯の攻めでは相手がマークに付ききれないという攻撃ができたので、やっていて楽しいなと思いました」
(堀監督の最初の試合だったが?)
「堀さんが、この苦しい時期にチームを背負ってくれたので、僕らは絶対に結果を残すんだと思いました。堀さんのサッカーを僕は信頼してるし、ずっと堀さんのもとでプレーしたいなとも思うので、そのためにも結果を残さないといけないって、理由もひとつ増えたので、今日は最初の試合で結果を残せて良かったですし、これを続けていきたいです」

原口元気
(堀監督に抱きつきに走ったが?)
「本当に嬉しかったので」
(山田直のPKが外れる予感はあった?)
「直輝のPKは信頼してなかったので(笑)。外しそうだなと思ったので、詰めてて良かったです。まあ、そこも信頼関係ということで(笑)」
(前半エリア内で相手をかわしての左足シュートがバーを叩いたが?)
「あそこは直輝に1回預けて出て行ったシーンでしたが、新しいシステムになって、直輝がより近くでやってくれてるので、非常にやりやすかったです」
(早い時間帯に先制されたが?)
「立ち上がりが良くなかったですが、徐々に自信もってやれるようになって、堀さんが目指していたサッカーが少しは表現できたかなと思います」
(リーグ戦では久しぶりの勝利だが?)
「本当に最高だなと思います。でも、まだ何も決まってないので。今日は喜ぶけど、明日からまた次の戦いに向けて準備したいなと思います」
(試合後、堀監督は泣いていたようだが?)
「抱きつきに行ったら、堀さん泣いてたので、嬉しくなっちゃいましたね」
(自身も泣いていた?)
「僕のはもらい泣きっす(苦笑)」
(立ち上がりの悪さはプレッシャー?)
「今週バタバタしてたのが、最初にそのまま出ちゃったなと思います。徐々に落ち着いてできましたけど、次の決勝戦は立ち上がりに気を付けたいです」
(前半、宇賀神が高い位置を取れるようになってからリズムが出てきたが?)
「ウガを上げようという話になってました、ウガの良さはやっぱり仕掛けさせることで出てくると思うので、ウガを上げるっていうのは僕も意識してやってたし、それがうまくハマったと思います」
(急な監督交代などもあって迎えた試合だったが?)
「いろいろ言われてるし、思うこともみんなあると思いますが、選手はピッチの上が表現する場なので、それが表現できたのは問題なく仕事ができたということです。フロントどうこうじゃなくて、選手は選手、チームとしてやっていけたらいいと思います」
(次はナビスコカップ決勝だが?)
「こういうゲームができれば。みんなでまとまって、みんな走って、助け合ってできれば、良い結果がついてくると思うので、そうやっていきたいと思います」
【浦和レッズオフィシャルメディア(URD:OM)】


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