みなさん、こんにちは。4月30日(土)13時からは浦和駒場スタジアムで、プレナスなでしこリーグ1部 第6節、INAC神戸レオネッサ戦を迎えます。

前節の岡山湯郷Belle戦では、0-1で負けはしたものの、攻撃ではだいぶボールを動かせていました。ただ、最終的に点を取れないというところを乗り越えないといけません。そして、簡単なミスから失点してしまうという悪循環もある中で、うまく辛抱しながら、粘り強く戦わなくてはいけないと思います。そのためには、選手たちにやることを徹底させることと、後ろ向きではなく、前向きにプレーさせることが必要だと思います。

負けていますから、選手たちが自信なさげになるのは当たり前です。ただ、ずっとそのままでも、いいことはありません。割り切って、一試合一試合を決勝戦のつもりで戦っていくことが大事だと思います。

結果が出なければ、いろいろ変えながら違う選手を使うというのは、新たな力をチームに加えるためにも必要だと思います。ただ、すべてを大きく変えてしまうと戸惑ってしまうと思うので、バランスを取ってやっていきます。前節は、筏井りさをボランチで起用しました。非常にボールを持てる選手ですし、ある程度、よくやってくれたと思います。

とにかく、点が取れないと勝てないですけど、何かをやってすぐに点を取れるほど、サッカーは甘くありません。得点には運も絡みますけど、精度のところも問題があるので、諦めずにやり続けながら、少しでも良くしていくことが大事です。

I神戸は、間違いなく強いチームです。ただ我々も、今首位に立っている日テレ・ベレーザと、ある程度の戦いはできています。決して、歯が立たない相手ではないと思っています。

勝つためには、積極的なプレーを引き出すことが重要だと思います。サッカーですからリスクはありますけど、ネガティブにならず、より攻撃的にやっていくことが、もしかしたら一番大切かもしれません。

今年はほとんどの試合でいい入りができていますけど、得点できず先に失点し、慌ててしまうということが多かったです。どうやって、いい状態を維持しながら先に点を取っていくか、というところが今の課題だと思います。もしくは点が取れなくても、どうやって我慢していくか、ということになってくると思います。

今は苦しい状況ですけど、何としてもホームで勝って、また勢いに乗るきっかけを作りたいと思います。I神戸に勝てば、また違ってくると思います。この試合でも、最後まで選手たちの応援をよろしくお願いします。

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